ダンジョン飯 第10話「大ガエル／地上にて」その者、カエル衣をまといて金色の野に降り立つべし

©九井諒子・KADOKAWA刊／「ダンジョン飯」製作委員会

金色の草っ原…というかテンタクルスっ原を抜けるシーンは「風の谷のナウシカ」を思い出しました。

水の地下4階を抜けて、いよいよ地下5階への階段。
ところがこちらテンタクルスの群生地、そして大ガエルが襲ってくると。
大ガエル…ジャイアントトードと言えば「このすば」ですね。
触れれば激痛、腫れるテンタクルスの中でもへっちゃらな事にチルチャックが気づいた。
これをライオスが応用したのが大ガエルの全身スーツ、これを着ていればテンタクルスもへっちゃら！！
「どんな顔でファリンと再会すればいいの！」というマルシルおしゃれさん。

そして地下5階には本格的な街が広がっている。
水の下に街があるというのがシュール。
いよいよレッドドラゴンとどう戦うか…と具体的な話になってくる。
チルチャックは戦闘要員ではないので実質3人。
こう考えるとナマリ、シュローそしてファリンが居た以前のパーティーは力もバランスも取れていたんだな、と思いますね。
翻って今の戦力は心もとない、ここへ来てマルシルが不安がるのも納得です。

赤竜対策で「逆鱗」の話が出てきました。
物語によっては竜を余計怒らせる「逆鱗」が弱点なんですね。
作戦会議するライオスを尻目に料理を始めるセンシ。
出来上がったのはカツレツ…赤竜に勝つという訳ですね。
勝負の前にカツ丼食う様な験担ぎ。
そしてここまで来れたのは皆のお陰と礼を言うライオス。
何か縁起悪い。

その食事も食べ終わらないうちに問題の赤竜がやってきた。
いざ戦いへ！という止め絵のシーンが、
俺たちの戦いはこれからだ！！
まるで打ち切り漫画みたいでしたね。

地上に戻ったタンスが島主と会談していましたね。
エルフがダンジョン返せって言ってるとか。
島主居たんだ…というかここ島だったんだ。
物語の根幹に触れるエピソードじゃないでしょうか。

©九井諒子・KADOKAWA刊／「ダンジョン飯」製作委員会