ウマ娘 シンデレラグレイ 第5話「一番の選択」北原の夢とオグリの将来

(C)久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会 (C)Cygames, Inc.
この2つが背反したらどうするか、という命題を突き付けられましたね。
初めての遠征、初めて走る中京競馬場。
北原の心配はオグリが通用するかどうか。
地元じゃ一番でも都会に行ったら大したことなかった。
ノルン達がやさぐれた理由もこれ。
後はシンボリルドルフやマルゼンスキーが来ていると知って浮かれたりしていると。
そんな心配をよそにオグリ圧勝。
大喜びの北原。
私自身は「あれ、レースこんな早くに終わっちゃうんだ」と思いました。
レースがメインの話じゃなかったんですね。
オグリキャップを中央にスカウトしたい。
シンボリルドルフに呼び出され、招請を受けた北原。
六平が言った「中京杯はやめとけ」の意味。
北原はオグリが勝てないから言っているのかと思っていた。
こちら真逆、オグリが地方で収まる器じゃないという意味だったんですね。
例えるなら独立リーグからプロ野球にスカウトされるようなものでしょうか。
ところが北原は中央トレーナーのライセンスを持っていない。
中央行きは東海ダービーには出られず、オグリとはお別れとなってしまう事を意味します。
ここで「東海ダービー出てから中央に行けば良いのでは」と思いましたが、善は急げという事でしょうか。
東海ダービーと北原
15年前に25歳、北原って40歳だったんですね。
仕事もせずにくすぶっていたら六平がやってきた。
六平さんロン毛!そして帽子が北原と同じ!!
この帽子は逆に六平から貰ったものなんでしょうか。
連れていかれた東海ダービーに魅了され、カサマツのトレーナーになって現在に至る。
つまり東海ダービーこそ北原のライフワーク。
しかし夢を実現するウマ娘は15年間現れなかった。
ようやく巡り合ったオグリは…北原の夢を飛び越える存在だったと。
中央にスカウトされたぞ!!
無駄に明るく振る舞う北原が痛々しい。
北原も一緒に来るのかとオグリ、当然無理です。
だったら行かない、ときっぱりと拒否。
東海ダービーを走ろうとマーチと約束した、東海ダービーは私たちの夢。
そんな事は北原も分かっている。
それでもオグリの将来を考えて薦めて拒否される北原、まさに板挟みです。
ダメ押しするかの様にルドルフから電話がかかってくる。
オグリキャップにとって一番の選択を。
言い方こそ穏やかですが、有無を言わさぬ圧を感じます。
そして次走はゴールドジュニア。
マーチも走ると聞いて一転、嬉しそうなオグリ。
ただし条件がある!
このレースに勝てば中央、負けたら東海ダービー。
夢が罰ゲームみたいな条件を突き付ける北原。
オグリの影響でカサマツも変わりつつある。
マーチはオグリをライバル認識し、他方コミュ障も改善しつつある。
ノルン達三馬鹿も腐るのを止めて努力し始めた。
いい風が吹いたところでオグリが居なくなっちゃうなんて事になったら…一波乱ありそうですね。
次回は『ウマ娘 シンデレラグレイ 第6話「怪物」』です。
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