女性を見る目は珍妙でははなかった。
まあ白麗の姉なんだから美人だよね。
莫耶刀だとぅ?
項翼が本気出す時に抜く剣が莫耶刀。
Fate/Stay Nightでアーチャーが使っていた剣の元ネタですね。
ドヤ顔しているけれど、誰も知らなかったら赤っ恥。
そう思ったら蒙恬のお目付け役でもある胡漸(こぜん)が知ってた。
そして某民明書房ばりの解説を始めると。
悲運の刀鍛冶夫婦の無念がこもった妖刀。
その刃に斬れぬものなし、斬られた傷は塞がらない。
これは信心深い当時の人には効果絶大。
伝説には尾ひれがつくもの。
意外とそうでもなかった。
この時代の人でも胡散臭いって思っている様で。
臨武君無双。
鱗坊に続いて録嗚未も圧倒。
そして楚と他の国じゃレベルが違う、楚の将軍は他の大将軍に匹敵する!と吠える。
実力はあるでしょうが、それ以上にラッパ吹くのが好きなようです。
ここに嵐のように楚軍をなぎ倒してやってきたのが元王騎軍副将の騰。
死んだ王騎の手下かと舐め腐るのが目に見えていますね。
ここで蒙武と騰の回想が入ってきた。
ココココ…コケコッコ。
王騎を真似ているような感じ。
分かった、もう辞める。
騰自身も恥ずかしかったんだろうか。
しかし物言いは自信満々。
王騎の死はお前を強くした、そして私は元から強い。
これ副将が将軍に言うことじゃないよね。
でも蒙武が怒らないって事はそれだけ実力があるのか、はたまた年上だからか。
臨武君VS騰。
最初互角に見えましたが、どうやら騰が押しているみたいですね。
臨武君のプライドが砕けそう。
貴様は一体何者だ!←→天下の大将軍だ!!
違うだろ…録嗚未はすっかりツッコミ係になってますね。
ここで白麗が義理の兄・臨武君の援護射撃を試みると。
姉からも夫を守ってと頼まれていたそうで。
しかし蒙恬の不意打ちを受けて…傷は浅かった。
でも弓を斬られて援護は不可能になりましたね。
何だかんだで決着つかないのかな。
色んな武将が激突するけれど、いつも引き分けで終わってしまう。
今回もそうなるのかと思ったけれど…。
天下の大将軍は楚将だけだ!←→お前にそんな器はない。
騰が臨武君をバッサリ。
秦国の副将は楚国の将軍よりも強かった。
臨武君強いですし腕も磨いてきたんでしょうが、楚が最強だと盲信したのがダメでしたね。
命は一つだけなのだから、どんな相手も舐めちゃいけない。
そして勝てそうになかったら逃げる。
それが出来なかったのが臨武君に取って命取り。
あの世で同金、鱗坊、録嗚未と酒でも呑むが良い!
録嗚未死んでねえ…最後までギャグを忘れない騰。
ハゲがしくじったか!
春申君ひどいwww
そして臨武君討ち死にの報はまたたく間に他の戦場にも伝わっていた。
現代じゃないのに情報の伝達速度すごいですね。
当然信の所にも…そう思ったらそれどころじゃない。
相手の兵がゾンビみたいに斬っても斬っても掛かってくる。
それもその筈、相手は趙軍、趙軍と秦軍と言えば長平の戦い。
秦国の大将軍白起によって、降伏した趙軍40万が生き埋めにされた恨みがあった。
捕虜多すぎるからみんな埋めてしまおう。
この発想は恐ろしすぎる、その後どれだけ恨みを買うか考えなかったんだろうか。
しかも信の対峙している万極軍はその遺族で構成されていると言うではありませんか。
信とんだ貧乏くじですね、これで手柄なんて挙げられるんだろうか。
次回はキングダム3 第7話 『穴だらけの荒野』です。
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