続編は無理だと思ってました。
派手さは無いが緻密な設定が面白いログ・ホライズンシリーズ。
しかし作者が脱税で告発されてしまい、続きは絶望視してました。
放送局のNHKがそういうのに厳しそうですしね。
いきなり離脱宣言。
のっけから崩壊が始まっている。
そう思ったらこれ倒置法、この後どうしてこうなったかを説明する流れみたいです。
舞浜のコーウェン家。
アキバに大地人の貴族がやって来た、そして浮かない顔のレイネシア。
最初仲の悪い従姉妹でも来たのかと思ったら、やってきたのはレイネシアの母サラリアだったと。
この人色々優秀過ぎる人。
レイネシアは劣等感にさいなまれるので苦手みたいですね。
そのサラリアがレイネシアに結婚話を持ってくると。
こりゃタイミングが悪い。
レイネシアと気のおけない仲であるクラスティが不在。
私が結婚しても良いの?
なんてお約束の話が出来ませんね。
レイネシア自身は政略結婚も王族の義務とそれほど否定的ではない。
しかしモヤモヤした状態のまま嫁に行くというのも精神衛生上よろしくない。
そう言えばレイネシアとアカツキの想い人は共に性悪メガネ。
話が合うのも納得ですね。
神隠し(ログリーブ)
電子回路の開発とかファンタジーらしからぬ話をしてますね。
月と通信して元の世界と行き来できるように…ホントになるのかな。
並行してシロエが受け取った調査報告が36人の消えた冒険者。
これが元の世界に帰還したんじゃないかという話。
希望的観測に過ぎませんし、無事に帰れたかも分からない。
確認するには往復する必要がある。
それもそうですが、まずはどうやって帰還したか、その方法を突き止めなきゃですね。
発端はアインスの訴え。
彼のギルド、ホネスティはアキバで浮いている様です。
受け持ちのフェアリーリング(ワープホール)の探索は進んでいないので役立たずと揶揄される。
メンバーは多いですが、仕事やお金に困っていたり、目的を失っている連中も多い模様。
こうした窮状を訴えるのですが、円卓会議のメンバーは救済に及び腰。
円卓会議自体は緩い繋がりの組織です。
強制力が強くない代わり、全員を助けるといった義務も負っていないと。
ここから導き出される答えは「結局のところ自己責任」という話になっちゃうんでしょう。
しかしながらシロエの「円卓会議は自治組織ではあるが統治組織ではない」という台詞は拙かった様で。
事実上ホネスティを切り捨てる物言いに聞こえなくもない。
当然アインスもそう受け取って、冒頭の離脱への流れになっちゃったと。
これもギルドメンバーを守るためか。
ウェストランデからアキバの公爵に任命を受けるアインス。
業を煮やしてアキバと縁のあるイースタルの敵対勢力と結んでしまった。
支配するが、守ってやるという意思表示ですね。
今期ラストに「円卓崩壊」するのかと思ったら1話で崩壊しちゃいましたね。
次回はログ・ホライズン 円卓崩壊 第2話 『アキバ公爵』です。
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