養狐?
狐育ててどうするのかと思ったら、毛皮を取るためなんですね。
そしてトド肉を売りに来ただけかと思ったらキロランケが重大発言。
ここにはアシリパの父ウィルクの村があった。
今は養狐会社になってるけれど、一体どこへ行ったのか。
まさか追い出されたのでは…と不安になってくる。
日本とロシアに挟まれてすり潰された。
キロランケの言い回しは抽象的なんですが、もっと具体的な話を知ってるんじゃないのか。
二階堂から音がする。
生きていたことにもビックリですが、引きこもり状態なのは怪我のせいじゃないみたいです。
杉元が死んだと聞いて意気消沈、何というツンデレ。
鶴見中尉、杉元が生きてるの教えてないのか。
今教えると殺しに行くから隠してるのかな。
ところで二階堂が動くたびにウイーンウイーン音がする。
モーターの駆動音?二階堂ロボ化してんのか。
ここにでかい声の有坂中将が登場。
二階堂の為に義手を作って来てくれた。
恐らくは隠し武器が満載された「ベルセルク」のガッツもビックリの代物。
指が箸入れになっている、まさかの面白メカだった。
まあこれは文字通り箸休めで、色々物騒なギミックがあるんでしょうね。
月島は波乱万丈。
平たい顔の日本人の中でもとりわけ顔が平たい月島。
他のアニメならモブキャラにしか見えないんですが、その平凡さがゴールデンカムイでは逆に異質。
そして登場人物の中でも珍しい常識人かと思っていた。
これがとんでもない勘違い。
子供の頃の月島は手のつけられない乱暴者。
どうやら父親が評判の悪い男で、村人からの風当たりが強いのでその反発もあった模様。
そんな彼には癒しになる存在が居たんですね。
くせっ毛の女性、通称「いご草ちゃん」です。
今回のサブタイトルは食べる話じゃなかったんですね。
そしてホモホモしいこのアニメで男女の恋愛を営んでいる月島はやっぱり異質。
戦争が終わったら結婚しよう。
死んじゃいそうなフラグまで立てた月島ですが、死んだら今存在しない。
無事帰ってきて晴れてイゴ草ちゃんと結婚…してたらやはり樺太くんだりには来ないでしょう。
月島は戦争で死んだ。
そんな噂が流れていご草ちゃんは行方不明。
まさか後追い自殺を図ったのか。
狂ったようにいご草ちゃんを探し回る月島が何とも哀れです。
自分は戦争で死ななかったのに、平和に暮らしていた彼女が死ぬなんて。
そもそも自分が死んだなんて噂は誰が流したんだ。
辿り着いたのは…父親でした。
尊属殺人。
怒り爆発した月島は、父親を殴り続けて殺してしまうと。
捕まった月島は殺人、それも尊属殺人で死刑を言い渡される。
この時代は親が子を殺すよりも、子が親を殺すほうが罪が重かったんですね。
しかし「元死刑囚」だったなんて全くの予想外でした。
死を待つばかりの月島の前にやってきたのが鶴見中尉。
お面付ける前の顔が超ダンディー。
そしてとんでもない情報を持ってくる。
いご草ちゃんは生きている。
実は彼女、金持ちに見初められて「息子の嫁に」と結婚を申し込まれていた。
いご草ちゃんは月島一筋だけれど、親にしてみれば玉の輿。
最終的に月島の父に金を渡して、月島は死んだことにしてもらった。
つまり村全体がグルだったと。
無茶ぶりの賜物。
これからロシアと戦争になるからロシア語の出来る月島は貴重。
まあそうだろうけど、流石に死刑が放免になるのは無理ないか。
罪一等を減じるとかが精一杯じゃないの。
そう思ったら「ロシア語なんて出来ません!」何と当時の月島はまだロシア語喋れなかった。
一体鶴見中尉は何を言ってるんだろう。
死んだ気になって勉強しろ!
死刑囚にこれ以上の皮肉はありませんね。
二転三転。
いご草ちゃんとは結ばれなかったけれど、新しい人生を歩みだした月島。
そう思ったら戦地で同郷モンとバッタリ再会。
月島が捕まった後にいご草ちゃんの死体が見つかった。
玉の輿かと思ったらやっぱり死んでいた!?
結婚話は鶴見中尉のウソなのか。
鶴見中尉に食って掛かる月島ですが、ここで敵の攻撃。
そして月島を庇った鶴見中尉が重症を負うと。
あの頭の怪我は月島絡みで負ったものだったのか。
負傷して後送される鶴見中尉と月島ですが、ここでソリを譲ってくれたのが杉元!
怪我しているのは死んだ幼馴染でしょうか。
もうどこまでが本当か分からない。
大怪我から回復した鶴見中尉が真相を語ってくれます、ってこれもホントか怪しいですが。
月島の父がいご草ちゃんを殺し、これに怒った月島の過失致死。
という筋書きで月島を釈放させたけれどいご草ちゃんは死んでません。
遺体発見は鶴見が村人を騙すための芝居、やっぱり玉の輿が真実だったと。
現代なら死んだはずのいご草ちゃんが生きてたら分かりそうな者ですが、この時代なら誤魔化しも効くという事か。
ともあれ月島の忠誠心を獲得した鶴見中尉なんですが、
ニヤリと笑った。
信頼するのはお前一人、これもポーズに過ぎなかったんですね。
鶴見中尉、ホント底が知れませんね。
次回はゴールデンカムイ 第28話 『不死身の杉元ハラキリショー』です。
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