男女制服入れ替え応援合戦。
憂鬱な石上。
しかし蓋を開けてみれば大盛りあがり、石上の取り越し苦労でしたね。
まあ注目が団長やつばめ先輩に集中したせいかもしれませんが。
前向きになった石上ですが、ここで冷水を浴びせられる。
随分楽しそうにやってるんだね、石上くん。
石上のトラウマになった女子がやってきたと。
一転して心ここにあらずの石上。
なのに団長が負傷して、アンカー代理に指名されてしまう。
今の状態じゃとても無理、でも断れる状況でもない、石上大ピンチです。
体育会系VS文系って文系不利じゃないか。
なんでこんな対戦になっているんだろう。
白銀とかぐやが声を掛けるも、2人を認識できないほど動揺しまくった石上。
僕が余計なことをする度に、失敗をしてきた。
ここで石上の回想、遂にトラウマ事件の話になりましたね。
昔の石上は今のモッサリ長髪と違って中々イケメン。
但し性格は陰気だった様で、クラスにも友達が居なかった模様。
そんな石上に気さくに話しかけてくれたのが声をかけたのが大友京子。
人との接点が少ない人が、誰かに話しかけられたらそりゃ好意持っちゃうよね。
そんな大友に彼氏ができました、相手は当然ながら石上ではない。
演劇部の部長で石上と真逆の人気者。
しかしこの人物には裏があったと。
どうやら女性を弄ぶようなロクでなし、詳細はぼかされていますが女が家に誘われて行くとする。
そこには他の野郎どもが待っていて「ぐへへ」な展開になるって感じでしょうか。
大友を何だと思っているんだ!
大友を救いたいが、悲しませたくもない。
穏便に済まそうと忠告する石上ですが、相手はゲスな提案を持ち掛けてきた。
どうやら石上にもおこぼれをやる&共犯になれって事みたいですね。
怒り爆発した石上が衆人環視の前で部長を殴り倒す。
ところが相手は演劇部部長。
石上が大友に横恋慕した挙げ句、部長に暴力をふるったというストーリーをでっち上げる。
他方で石上には「バラしたら京子が可愛そうなことになる」と脅迫。
何も言えなくかった石上は完全に悪者。
唯一大友だけは石上を信じて…くれる訳ありません。
そりゃ彼氏とクラスメートどっち信じるって言ったら前者でしょう。
石上四面楚歌。
大友を守るために沈黙した石上を待っていたのは生徒からの嫌がらせと教師からの罵倒。
演劇部部長は「謝罪すれば許します」などとホザいている。
これを拒絶したために停学が解けないまま。
精神的に追い詰められた石上は一時は「全部ぶちまけてやる」とも考える。
正直それでも良かった気がするが、信用が無いから通るかは微妙ですね。
結局停学が解けないまま卒業式…普通なら留年しますよね。
でも不思議なことに高校へ進学の手続きがなされる。
そして石神の元にやってきたのが白銀。
どうやら生徒会が独自にこの事件を調査していたみたいですね。
そして推論ながら本当の理由を知るに至ったと。
部長は大友と数日後に破局、大友は別の高校に進学して楽しくやっている。
石上が謝罪せず停学し続けたことが部長を追い詰めて、結果的に大友を守ったと。
何も知らない大友からは恨まれるでしょうが。
頑張ったな、石上。
この一言で石上がどれだけ救われたことだろう。
でも反省文に「うるせえバーカ!!」ってホントに提出したんだろうか。
そして話は現在のリレーに戻っていく。
アンカーが石上だと聞いてざわつくギャラリーが居ようと、白銀の励ましが打ち消してくれる。
件の大友京子からの恨み言も、
うるせえバーカ!!
白銀の言葉を引用して反論。
男女関係のもつれではなく成績不良で進学できなかった大友には最高の皮肉ですね。
こうしてトラウマを吹っ切った石上はリレーで優勝…は出来ませんでした。
本人は落ち込んでいますが「トラウマ吹っ切って優勝」なんて上手くは行きませんね。
期待はずれという視線が怖かったのかもしれない。
落ち込む石上を見かねて飛び出そうとする伊井野。
しかし白銀が制止する。
代わりに飛び出したのはつばめ先輩、そして応援団の面々。
彼らは石上よくやった!と現在の石上の努力を認めてくれる。
安心した石上が顔を上げると…今まで見えなかった人たちの顔がハッキリと認識できていたと。
目が描かれていないのは作画上の省略ではなくて、石上が相手の顔を見ようとしないという演出だったんですね。
何も知らない大友も言いたいことは言ってスッキリした顔で返っていく。
その様子を見守っているかぐやと早坂。
元凶である演劇部部長は彼女が「処理」したみたいですね。
白銀もそこまで知っているのかは定かではありません。
もし石上が大友に惚れていたら悲劇だったんですが、そこまで好きって訳でも無かったのが救いですね。
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