太一の回かと思ったら、主役は意外な人だった。
千早は相変わらず蚊帳の外だけれど、いい表情は見せてくれました。
太一の相手・K大の小石川。
攻守にバランスの取れた器用なかるたを取るそうで。
でも太一が圧倒…と思ったら9枚リードされている。
かるたメーカーに就職が決まってテンション上がっている様で。
大石天狗堂の広告塔に…俺はなる!
そんな某海賊みたく言われても。
通称ポカ作。
ただしこの小石川、お手つきがかなり多い。
よしよし、太一相手にミスの多い相手は命取りに…ならない?
弱さも含めて自分、ひょろ君が超えられない壁を超えてきた男だった。
攻めろ…。
あれ、太一は守りがるたが得意なんじゃなかったのか。
自分になりたくて戦っている。
菫の言葉を思い出した太一が守りがるたにチェンジ。
まるでヒロインみたいに太一を導いている!
どんどん「太一×菫」みたいな流れになっていないか。
また運命戦。
守りがるたにシフトして追い上げる太一。
しかし痛恨のミス、ちはやぶる取り逃がし。
そして毎度おなじみ運命戦…太一は運命戦の申し子なのか。
でも最近は運命戦でも勝っているから或いはと期待。
しかし現実は甘くなかった、相手札が読まれ敗北。
今回の名人戦は太一と新が主役かと思ったら違った。
負けるにしても原田先生とか、因縁の須藤かと思っていたのに。
実は…ここからが本番。
太一と違って勝ち残っているが、満身創痍の原田先生。
試合時間になってもトイレから中々出てこない。
いざ試合になっても払った札が拾いに行けない、膝が悪いから。
弟子のお姉さんが代わりに飛び出してく様が見ていて痛々しい。
但し闘争心は1ミリも損なっていないのが凄い。
相手があと1枚、普通なら心が折れそうな状況。
しかし原田先生は逆に狂気の表情で威圧する。
集中していくと読まれない札が分かる。
運命線に備えてそういう札を相手に送っておく。
そんなニュータイプみたいな事が出来るのか。
そして件の運命線…原田先生の札が読まれた!
弟子の仇を師匠が、それも同じ形で果たすとは。
かるたの強さは若さだけじゃない。
原田先生はオヤジの星、名人戦予選の真の主役はこの人だったのか。
決勝の相手は何と須藤…太一が残っていたら不戦勝でしたね。
荒いけど強い。
名人の言葉が気になるのか、新がいささか冷静さを欠いている。
それでも並の相手は寄せ付けない、どころか去年負けた竹村も打ち負かす。
太一と違ってこちらは順当に決勝進出。
さて決勝の相手はというとまさかの兄弟子・村尾さん。
ちはやVS太一に続き、新も同門対決。
普通に考えても村尾さん有利、増して新は腹痛と名人に動揺させられている状態。
果たして勝算はあるんだろうか。
一応腹痛は治ったっぽいですが。
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