先代始祖の巨人、ウーリ・レイス。
ヒストリアの父でもあるロッド・レイスの弟で、ケニーに多大な影響を与えた人物の様です。
真の王家であるレイス家と王家から迫害されてきたアッカーマン家。
出会いは当然殺し合いでした。
力こそ正義と信じていたケニーは巨人という圧倒的な力になすすべもなく命乞い。
どうせ芝居だろ。
そう思ったら心の底から恐怖した模様。
この様に上下関係は明らかなのに、逆に頭を下げるウーリ。
これに対しケニーは本心から力になりたいと心服した様です。
ただのリヴァイ。
娼館で働いているという妹クシェルに会いに行くケニー。
何でも客から病気を移されて、骸骨みたいになっちゃってる。
「死んでる」
傍らのガキじゃなくて餓鬼みたいなこの子供が嘗てのリヴァイなんですね。
アッカーマンの名は名乗れないから教えなかった様です。
これに対しケニーも名前しか名乗らないと。
実は叔父と甥っ子なのに、素性を明かさないまま2人の奇妙な生活が始まった。
あとリヴァイを産んだ頃のクシェルは綺麗な人だった様ですね。
意外にも情に厚かったケニーですが教えるのは、
身の振り方とナイフの振り方。
自身がそんな人生しか送ってこなかったからそれしか教えられんと。
巨人化がネックなんだと思う。
普通80年位生きる人間のエネルギーを10倍位の早さで消費しているんじゃなかろうか。
お陰でウーリ、明らかに兄ロッドより老けていますね。
化物のくせに、老いと病には勝てない。
まあサイヤ人も病には勝てませんから。
もし巨人の力を持ったまま死んだらどうなるんだろう。
能力や記憶の継承はそこで打ち止めなんだろうか。
実際はそうならなず、死ぬ前にフリーダに食われて継承は成功したんですが。
ケニー・アッカーマンは静かに暮らしたい?
実は自分が巨人になりたかったケニー。
その理由はウーリにしろフリーダにしろ性格がとても穏やかに見えたから。
巨人になると慈悲深くなる、というのがケニーなりの仮説です。
傍目には、
エンジョイ&エキサイティング!
な人生を志向している様なケニーだけに意外です。
ロッド・レイスのカバンから例の巨人化薬もくすねたし、打たないと死ぬ状況。
でも結局ケニーは巨人にはならなかった。
お前、母さんの何だ。
リヴァイ聞いたけどケニー答えないんだろうな。
ただの兄貴だ。
喋った!巨人以外の事ではあまり動揺しないリヴァイもこれにはビックリ。
そしておもむろに巨人化薬をリヴァイに押し付けると、ケニーは事切れた。
死ぬ間際に甥っ子にも会えたし、この世界じゃ割りとマシな死に方だったんじゃないでしょうか。
私が巨人にトドメを差したことにしてください!
実際倒したと思ったけれど違うのかヒストリア。
予めそういう筋書きを用意していた模様です。
でも本当にやっちゃった、ヒストリア「持って」いますよね。
誰にも文句を言わせない実績を引っさげ、戴冠して女王へと即位。
でも壇上から降りると歳相応の娘に戻っちゃった。
殴ってやる!
もしかしてエルヴィン団長か?そう思ったらリヴァイだった。
殴ろうとしてちょっとビビっているのが笑える。
そして殴られた(というかちょっと拳骨が当たっただけ)のリヴァイも笑った。
珍しく和むシーンですね。
そして和んでも居られないのがライナーとベルトルト。
獣の巨人と合流したみたいですね。
中の人が出てきたけれど…誰?
いよいよ「進撃の巨人」 らしい話になるのかな。
次回は進撃の巨人 第48話 『傍観者』です。
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