近年稀に見る。
というと大げさかもしれませんが、動きまくりの作画でした。
正直動きすぎて何やってるかワカラン。
NHKだから予算潤沢なのかな?何れにしてもスタッフお疲れ様です。
当初逃げの1手だったリヴァイ。
武装が無いのか?或いは人間相手に躊躇している?
そんな事はありませんでした。
アンカーを武器に使ったり、巨人を殺す筈の剣で人間も倒します。
単に状況を見極めていただけみたい。
巨人だけじゃなく人と戦うことになる。
ちょうどその頃104期の連中と合流したミカサがリヴァイからの伝言を伝えている。
リヴァイと違ってこっちの連中は抵抗あるみたいです。
特にジャン。
逆にミカサは「エレンを害する相手」なら巨人だろうが人間だろうがお構いなしという感じ。
この割り切りは流石です。
馬車ごと攫われたエレンとヒストリアを追っていくミカサたち。
当たり前ですが銃持った相手に剣というのは不利ですね。
ジャンが馬車に取り付いて有利な態勢取りましたが完全にビビっている。
ミカサが助けに行きますが間に合いそうにない。
抵抗されて響く銃声、ジャンが死んだか…?
まさかのアルミン。
ゲーゲー吐いているシーンに変わってアルミンメンタル弱いなと一瞬思いました。
ジャンを殺そうとした相手を止めたのはアルミンの銃だった。
敵が銃でこっちは剣だけという思い込み、そして銃声。
上手いミスリードでしたね。
自ら手を下してしまい、初めて「人間」を殺してしまったのなら仕方ない。
しかしすんでのところでエレンとヒストリア救出は間に合わなかった。
正直僕は間に合わないと思った。
ジャンは殺されると思ったアルミン。
相手が一瞬躊躇したから間に合った。
言いにくそうなジャンに対してミカサがズバリ指摘します。
ジャンとしては命の恩人のアルミンにそんな事言えなかったんでしょう。
殺人を躊躇した相手に比べ躊躇しなかった自分に自己嫌悪するアルミン。
精神の泥沼に落ちかけていますね。
お前の手はもう汚れちまった、元には戻れない。
敢えて一番言われたくない事を言うリヴァイ。
その上でお前のお陰でジャンが助かった、ありがとうとお礼。
どん底まで落として上げる、上手い物の言い方ですね。
その口先は誘拐犯相手にも発揮されます。
こいつら単なるチンピラじゃなくて御用商人で、街の生命線。
協力を強要されたけれど失敗したから殺される。
えげつない事やってますね中央憲兵団。
これに対し黙って殺されて良いのか?街の連中は冬が越せるのか?
脅すのではなく奮起を促すリヴァイが上手い。
ヒストリアとリヴァイの正体。
商人使って第一憲兵団のサネスをおびき出し拘束。
居場所が分かったって嘘は付いていませんね。
捕まえる立場が捕まる立場だっただけ。
ここに喜々として駆けつけるハンジ。
人間相手の拷問は初めてとウキウキしています。
味方でも何か怖い。
104期の連中は味方を殺されたのに戦意が萎えかけています。
硬軟織り交ぜた拷問で聴きだしたのは、
レイス家が本当の王家でヒストリアが王女だということ。
あのふんぞり返っている人は飾りで、裏で色々動いているのが本物だったと。
せっかく仲間に引き入れた商人は息子のポカで殺されてしまった。
貴重な協力者だったのにバカ息子ここに極まれリ。
そして殺したケニー曰く「リヴァイ・アッカーマン」という衝撃のフルネーム。
ミカサの親族?もしかして兄なのか。
次回は進撃の巨人 第40話 『昔話』です。
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