伯爵夫人のお呼びとあらば。
依頼人は嘗てルパンが何度も盗みに失敗した富豪の未亡人。
車いすの老婆がどうやってルパン三世を退けたのか。
旦那がセキュリティ会社の経営者だったんですね。
夫を殺した犯人を探して欲しい、本来なら泥棒にあるまじき依頼ですね。
報酬はその盗めなかった宝石ですが、冗談みたいにでかいエメラルド。
昔あったお菓子「ジュエルリング」っぽいですね。
盗みたいんであって譲られたいんじゃない。
なんて言うかと思ったら普通にOKしました。
借金を断られた甥っ子アラン、宝石を狙っているコレクターフレデリック、会社を乗っ取られた元社長ピエール。
当たり前ですがどいつも怪しい。
そして屋敷唯一のメイドマリーが可愛い。
不二子にアミにドルマ王女。
控えめなヒロインはとんとご無沙汰でしたから。
いきなり撃たれた!
伯爵夫人の狙いはハッタリで容疑者を動揺させてボロを出させるというもの。
しかしこれからという時に撃たれてしまった。
最後の力を振り絞って屋敷を閉鎖。
…これ芝居じゃないの、実は撃たれたフリでしょ。
依頼人が殺されちゃったけれどルパンは依頼を遂行します。
意外と義理堅いですね。
それはそうとアイキャッチがまた変わりました。
1stの「七番目の橋が落ちる時」で手錠掛けられて歯でワルサーのスライドを引くシーンですか。
雷に驚くマリー可愛い。
その雷鳴でルパン閃いた。
謎は全て解けた!とばかりに全員を集めます。
探偵お約束の「犯人は貴方です」タイムの始まり。
そう思ったら容疑者の潔白だとの主張にいちいち頷いているだけに見える。
見せ場の追い込みシーンが来ませんね。
そのうち連中はマリーこそ犯人と主張しだした。
まあ「可愛い女の子だから」と見逃すのはフェアじゃないですしね。
そう思ったらマリーには無理、手袋を取ってくれと言い出すルパン。
もしかして義手、そんでもってタイプとか得意な人?
中の人が「バイオレット・エヴァーガーデン」だし。
そう思ったら火傷でした。
マリーってドジっ子メイドだったのか。
第4の人物。
実は他にも人が居た、というのは推理モノじゃ萎える展開。
そう思ったら双子トリックだったんですね。
凄いセキュリティも一卵性双生児には型なしと。
まあルパンも銃持ち込めましたしね。
最後まで夫人がムックリ起き上がるのを期待していたんですが、結局亡くなったまま。
ルパンは探偵も気に入った様で、マリーを助手に誘っています。
不二子やアミが怒るぞ。
…緑ジャケット(=現代じゃない)から大丈夫なのかな。
次回はルパン三世 PART5 第18話 『不二子の置きみやげ』です。
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