古本市。
このチラシを見つけたあきらの「これだ!」って言う顔が目に浮かぶ。
本好きの店長とデートする為に、これ以上の口実は無いと。
案の定店長ホイホイやってきた。
今日のあきらはおさげにニットのベストにチェックのパンツルック。
スカートじゃないのが残念ですが、文学少女っぽく見えないこともない。
伊達眼鏡掛ければ更にそれっぽい。
名目はオススメの本を教えてほしいというもの。
前に店長は本には相性が云々言っていたけれど、あきら初心者ですからその前段階なんでしょう。
そして店長顔なじみを発見。
学生時代から通い詰めている古本屋の店長、というかちひろと合う前に寄ったらしまってた店。
こんな立派な娘さんが居たのか。
45歳と17歳の一応友達。
…この関係、たしかに人に紹介しづらい。
古いハガキもあるのか。
有名人ならともかくプライバシーもへったくれも無い。
かなり昔の人だからOKという話なのか。
ここでヴィクトル・ユゴーの「世界一短い手紙」の話をする店長。
そして気がつけば…店長居なくなっている。
どうも本の事になると周りが見えなくなるそうで。
古本屋のおっちゃん曰く、あいつほどの本好きはそうそう居ない。
確か自分でも書いていたはず。
作家目指している事喋っちゃった。
思うに店長が小説家になれない理由は本が好きすぎるからだと思います。
マニア過ぎる人はプロには向いてない。
そんな感じがします。
?→!
前述の「世界一短い手紙」 を模した「世界一短い電子メール」を送るあきら。
?…いまどこ?
!…いまいく!
だと思います。
短い文章で通じるほど信頼関係が篤い。
そう考えると二人の関係は悪くないんだろうか。
デートとして考えるなら放置プレイで散々な内容。
でもあきらは店長の知らない一面を知れて良かったんでしょうか。
まあ毎回これだと流石に怒りそうですが。
なお喜屋武との関係は平行線。
同じグループのSNSですれ違い。
今のところ修復の兆しは見えませんね。
店長が間に入る…のは難しそう。
それどころか火に油かも。
小説は恋人。
TVに先日会ったちひろが出てくる。
前回は同級生として会いましたが、今回はTVの前のいち視聴者です。
彼いわく小説とは恋人のようなもの。
じゃあずっと両想いなんですね!!
司会の言葉が店長にグサリと突き刺さる。
じゃあ店長は振られっぱなしなのか、歯牙にもかけられていないのか。
或いはちひろとのインド旅行蹴ってリアル恋人(元妻)を取ったのが拙かったのか。
顔こそ出ませんが元妻と過ごした日々も回想で出てきますね。
小説家を目指していた店長を献身的に支えていたように見えます。
悠斗小学校入学の写真… ここまでは夫婦だったのかな。
四葉のクローバーの栞。
後日買った本をネタに店長に話しかけるあきら。
どうやら古書に栞が挟まっていた。
これは帰したほうがって律儀ですね。
金とかじゃないから普通に貰って良いと思ってしまった。
古書の栞は本の一部、店長の考えが面白いですね。
日にかざすとツバメの透かしが入っている。
というより箔押しが剥がれたものだったと。
絵的にはツバメが幸運の四つ葉のクローバーを運んでくるように見える。
縁起の良い栞ですね。
ツバメといえば、この店の軒下にもツバメの巣があった。
でも久保さんが壊した。
ヒドイ、と思ったけれどツバメが巣立った後でフン害対策のためなら仕方ない。
中々飛び立てなかったツバメ。
これをあきらは自身と店長に例えているのか。
とっくに怪我は治っている筈なのに、陸上を再開しようとしないあきら。
ファミレスで働きながらも小説家の夢を完全には捨てきれない店長。
店長の言葉を読んでみたい。
これまで好意だけ押し付けていたあきらが遂に店長にアドバイス。
まあ年長者だし遠慮もあったのかも。
私店長の書く小説、きっと好きです。
女子高生の応援に…45歳のおっさんは奮起するんでしょうか。
このアニメ(というか漫画)の落とし所が何となく見えてきた気がします。
というか他にも考えている人居そうな話ですが。
単純に2人は付き合って結婚!とはならないと思います。
お互いの奮起と再会を約束して一旦別れる、というかあきらがバイトを辞める。
陸上に復帰するあきらと小説家への夢を本格的に再開させる店長。
そして数年後、陸上界で有名になったあきらとデビューを果たした店長が再会。
ここから真の交際が始まるという終わり方じゃないでしょうか。
歳の差は相変わらずですが、まあ20歳くらいのあきらなら恋愛しても周囲の目とか気にならなそう。
自信を取り戻した店長も同様です。
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