キノの旅 第1話 『人を殺すことができる国』 勘違いしちゃった男。

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昔やってなかったっけ?
時雨沢恵一の小説をアニメ化したものです。
この時雨沢さん、ガンマニアとして有名なんですね。
ペンネームの「しぐさわ」は銃器メーカーの「SIG SAUER(シグザウエル/シグサワー)」から来ています。
学生時代にアメリカに留学して、実際に拳銃を所持していたとか。
その際暴発させたことがあり、この経験からイラストレーターには「指トリガー(※)」させないでくれと注文をつけるそうで。
※撃つ前から引き金に指が掛かっている人や絵を揶揄したもの、実際やると怒られます。

2003年に一度アニメ化されており、今回は再度のアニメ化になります。
前作の続きからではなく完全リメイクの模様です。
だから「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」なんて長い副題が付いているのか。
主役のキノを演じる悠木碧は旧作でサクラ役として出演しています。
しかもこれ、彼女にとってアニメ初出演作。
リメイクで主人公を演じる事になった訳で、感慨深いものがあるんじゃないでしょうか。
TVアニメ『キノの旅』第1話収録の手ごたえは? 悠木碧さん&斉藤壮馬さんのインタビューをお届け
そこら辺の話を相棒エルメス役の斉藤壮馬とインタビューで話しています。
これによると2人とも前から原作を読んでいたみたいですね。

金曜はロードムービーの日?
「少女終末旅行」もやっているのでそんな気がします。
主人公キノは相棒の喋るバイク「モトラド」に乗って旅をしています。
一つの街に滞在するのは3日というマイルールがある模様。
今回訪れたのは何と「殺人が禁止されていない国」だそうです。

最初聞いた時「銀河鉄道999」の葬送惑星を思い出しました。
機械の体で不老不死になったため葬式が珍しく、わざと人を殺してまで葬式をやろうとする。
そこいら中で殺人が横行するという物騒な星でした。

殺人上等?
この国に入る前、キノは一人の人物と出会います。
元居た国が平和過ぎて退屈、この国こそ自分にピッタリとうそぶくガラの悪そうな男。
おまえスグ殺されるんじゃないの。
例えば平和な日本でブイブイ言わせているチンピラやヤクザ。
彼らをイラクやソマリアに送ったらどうなるでしょう。
まあ、この手の連中は自分がやられる方だなんて全く考えないんでしょうが。

いざ入国。
この国では殺人が禁止されていない、それでも入国しますか。
管理官がしつこいくらい忠告してくれます、できれば引き返せと言いたいかのごとく。
当然キノも身構えるわけです。
・モヒカン男が跋扈する世紀末状態じゃないのか。
・西部劇よろしくそこら中に銃弾が飛び交っているのでは。
実際中に入ってみると平和そのもの。
建物が要塞化していることもなければ、銃声一発聞こえない。
拍子抜けするほど平和な世界だったんですね。
困ったことと言ったら巨大なクレープが出てくることくらい。 

但し気になる所はある。
店にはライフルが飾ってある。
強盗よけかと思ったら「人を殺すためのものだよ」ときっぱり言う店主。
またカフェでお茶を楽しむ老婆のハンドバッグには小型拳銃。
一見平和そうだけれど、なにか裏があるように思えて仕方が無い。

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チンピラと再会。
するや否や荷物を置いていけとキノに強盗を働こうとする。
さっきパシリを断ったのが癇に障った模様です。
気に入らない奴を殺しても罪にはならないのがこの国。
不思議な事に泥棒や強盗はダメみたいですが、殺されたら元も子もありません。
気配を察してキノ達からそそくさと離れていく住民たち。
聞くと見るとでは大違い、むしろ気弱な国民たちじゃないのか。

違いました、みんな武器持って戻ってきたんですね。
そして銃を抜いたチンピラの腕を容赦なく撃ちぬいた。
殺人OKじゃなかったのか!?
だから来たのにとチンピラはチンプンカンプン。 

この法律は悪人の味方にあらず。
キノとお茶した老人がこの奇妙な国の仕組みを説明してくれました。
殺人は禁止されていないが、許されてはいない。
殺人をした者、殺人をしようとした者は殺害する。
つまりこの街は法律がなくても人殺しなんてしない、という良心を持った人たちの国。
私刑という名の殺人が禁止されていない国だったのです。
ある意味「究極の自治」が成り立っている国です。
殺されたチンピラは最後までその意味を理解できなかったでしょうが。 

お前もか…と思ったら。
この国を出たキノはまたしても一人の男と出会います。
また殺人が合法だと勘違いしてやってきた男なのか。
実は逆で、殺伐とした自分の国が嫌で逃げてきた男。
この国はとても安全だと聞いた。
こういう人ならあの国でもやっていけそうですね。

ただ何かキノに聞こうとして止めました。
もしかして「殺人が禁止されていない」事を聞こうとしたんだろうか。
山盛りのクレープが出てくるって本当だろうか。
そっちかよ!と吹きました。

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銃とバイクのお話。
感想はここまでで、あとはマニアックな話です。
キノは最低でも二丁の拳銃を携帯していますね。
リボルバーがコルトM1851ネイビー。
ピストルがコルト・ウッズマン・マッチ・ターゲット。 

そして喋るバイク「モトラド」の元ネタが凄い。
「バイクのロールスロイス」と呼ばれるブラフ・シューペリア。
これ1000万円以上する超高級ヴィンテージバイクです。
横から見たタンクの形が独特。
無論喋ったりはしません。 

エンジン音は…多分違うと思う。
前作ではモトラド「エルメス」のエンジン音は本物のブラフ・シューペリアから収録したそうです。
今回のエルメスのエンジン音を聞くと…400ccの中型パイクっぽい。
恐らく別物だと思います。

次回はキノの旅 第2話 『コロシアム』です。

公式サイトウィキペディアニコニコ大百科公式Twitter(#キノの旅)

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