大断層はでっかい竪穴。
これを降りるとなるとかなり大変だしアビスの生物に狙われやすい。
そう思ったら小さい穴が周囲にいっぱい空いている。
こちらを使うことで少しずつ降りて行くと。
デカイコウモリみたいなマドカジャク。
これをかわして別の穴に移動しなきゃなりません。
リコはフライパンネズミ=ネリタンタンをバラ撒いて囮。
ごめんね、美味しく食べたかったのに。
ネリタンタンどっちみち死ぬ。
首尾よく移動はできたけど、謎の雄叫び。
何かレグの心に引っかかっている模様です。
そして辿り着いのは…船の遺跡!?
何故船が穴のこんな深くにあるのか。
先端が大断層に突き出している形です。
埋まって土を被ったのか、はたまた空飛ぶ船だったのか。
遺物残ってないかな~。
一人で探索始めちゃうリコ、勝手に動くなって。
そう思ったら奥にもマドカジャク。
広いスペース=当然化物の棲家になっちゃいますね。
え、もう撃つの!?
火葬砲撃ったら2時間眠っちゃう、その間リコは無防備。
オーゼンに釘を差された傍から使っちゃうレグ。
無尽槌はどうしたんだ。
まあ準備する時間もありませんでしたが。
マドカジャクの上半身が消滅したけれど、大穴も空いちゃいましたね。
リコ呑気に喜んでいる場合じゃない、って寝ること話していなかったのか。
そしてまた例の雄叫び。
正体はベニクチナワ、最初にレグが火葬砲でやっつけてリコを救った奴。
オーゼンの危惧した通りの流れになっちゃいましたね。
動くなよ、絶対動くなよ!
何とか奥に逃げこんだけれどレグが落ちました。
大丈夫、レグは私が守る!
その自信はどこから出てくるんだろう。
直後に空腹から動き始めるリコ、一体何を聞いていたんだ。
レグをズルズルとズルズルと引きづりはじめるリコ。
一緒に居れば動いていないってそんな訳あるかと。
食料探すより食料になる確率のほうが高そう。
リコは食い物の動きにつられて猛ダッシュ。
そして地面が割れた。
甘い蜜で誘う食虫植物みたいなモンスター、アマカガメの胃袋に放り込まれると。
寝てる間に死にそうになるレグ不幸過ぎる。
そしてリコの無謀な積極性は完全に裏目。
早く出ないと溶かされちゃう!
何とか助かったけれど元はといえばリコの不注意のせい。
更に匂いが付いたせいでネリタンタンにたかられまくる。
逃げた先は…上り坂。
ちょっとの坂でも上昇負荷がキツイのにここ深界三層。
頭痛、目眩、想い吐き気、平衡感覚の異常そして幻覚と幻聴。
異常のオンパレードです。
気が付くと母ライザとゴンドラの中。
一緒に地上に帰還して大歓迎のオースの人々。
何故か突然英雄扱いのリコ、しかしレグが居ない。
レグが一緒じゃなきゃ意味ないよ!
ここで目覚めたリコはようやく気づきます。
ずっと守ってもらっていた、と。
何とリコ、自身が足手まといだと今まで気づいていなかった。
一人だったら絶対無理だった!
このタイミングでベニクチナワがやってくる。
ようやく思い出したのか、無尽鎚を取り出すリコ。
構えたけれど丸呑みにされそう。
そう思ったらレグが再起動&体当たり、間一髪間に合いましたね。
リコから渡された無尽槌を打ち込むと連続で火薬が爆発、ベニクチナワは落ちていった。
これで終わりなんだろうか、まだ生きている気がします。
今までずっと助けてくれたことにお礼を言うリコ、流石に成長してくれる…よね?
そして下に見えるのは深界4層、巨人の杯。
湯気が出ている、という事は温泉でしょうか。
或いは熱湯かもしれませんね。
次回はメイドインアビス 第10話 『毒と呪い』です。
・第三層のアイドル(?)ネリタンタン
竹書房なら『ポヨポヨ観察日記』で幾度かポヨのぬいぐるみを手掛けた事もあるので……冬コミで販売して様子見で……まあそんな話したら関係者らの上の空気が“ざわ……ざわ……”となりますな。恐らくはネズミに近く多産出産なんでしょうね……アビスの肉食獣の主食になっていると思われます。
余談ですがポヨを放っても刈り尽くせないかも……。
・リコが動いた理由
その場に居ると危険な事もあるから……恐らく第三層の洞窟に住む動物は目が退化しているか発達しているとしても嗅覚は地上に近い他の層に住む生物よりも発達していると思います。リコの場合は体力も運動神経も普通の子供よりもあるし、洞窟内の地質や緩やかな傾斜、レグのマントが摩擦係数を少なくしたと……。
・福本 伸行先生は今回が二回目のエンドカード、そーいえばワシズって地獄で反乱起こした記憶が……
麻雀漫画を看板している竹書房としては彼を外したらメンツがない……今回は『アカギ ~
闇に降り立った天才~(1992年から月一ペースで連載中)』からアカギの事”赤木しげる”とワシズの事“鷲巣 巌”です……カイジと思っている人も多いがあちらは講談社ですから……“ざわ……ざわ……”は福本作品独自の表現方、実は麻雀人情モノで始まった『天 天和通りの快男児(近代麻雀ゴールドにて1989年~2002年まで連載)』が途中で麻雀勝負モノになりこれが今の福本作品の原点に……そして『アカギ ~闇に降り立った天才~』はスピンオフの一つで政界のフェザーになったワシズの経緯を描いたのが『ワシズ ~閻魔の闘牌~(作画は原 恵一郎先生)』、こちらは敗戦後から三年経過した日本が舞台になってます。カイジでやたらスピンオフが多いなぁと思ったら既にアカギで結構出ているんですね。
綿密な心理描写に強烈な人物描写に加え極限の勝負に賭ける男達の描写が多い、既存のギャンブルよりも各作品で考案された独自のギャンブルに既存のギャンブルを上手くアレンジしたモノも……ただし多くが人命に関わる危険なモノと言う特徴もある。作者自身もギャンブルを嗜む事で知られ、麻雀は中学時代からの戦歴があり、腕前こそ並だが“大会運がある(本人が言うには)”と言ってプロの麻雀大会にもエントリーした事がある。アカギとカイジの声優を務め芸能界屈指の雀士でもある萩原聖人さんも二度対局して勝てる気がしないと言わしめた。
>第三層のアイドル(?)ネリタンタン
囮にして良し、食って良し、愛でて良しと三拍子そろっていますね。
最初穴を塞いでいたのは仲間を犠牲にした反発かと思っていました。
こいさん
返信どうもです。
ネリタンタンはある意味ではグッツ化し易いと思いますよ……冬コミ辺りかDVD/BDの特典になるか……何よりも竹書房には前例があるから。