残れるのはどちらか一人。
まるで椅子取りゲーム。
ラル隊長もお人が悪い…とは言い切れない。
映画「プライベート・ライアン」 に出てきたサリバン5兄弟の例がある。
兄弟を同じ部隊に配属して全滅したら遺族に申し訳が立たない。
分散配置したいという気持ちがあるのかも。
使うなよ!はどこへやら。
ひかりの接触魔眼は502で活用されまくり。
特に管野との相性はバッチリでひかりは「相棒ですから」と誇らしげ。
単に強くなっただけじゃなく代えが効かないポジションになったのが大きいと。
接触魔眼は「接触しなきゃいけないから危険」なのであり、姉のように魔力消耗のダメージは無い模様。
護衛さえしっかりしていれば何とかなるという判断でしょうか。
そんな折、いよいよグリゴーリ攻略が決定。
要として魔眼持ちウィッチの選定が伝えられる。
まさかひかりが!?
ネウロイ相手ならともかく、巣で接触魔眼とか冗談じゃない!
猛抗議する502ですが、提督は明らかに話しかけ。
ちゃんと聞いてあげなさい。
愛されているな、ひかり。
勝手に潜り込んで散々役立たず扱いされたのに今やすっかりメンバーの一員。
嬉しいけれどひかりはやる気満々です。
君たちは何か勘違いしているんじゃないのかね?
魔眼持ちウィッチはひかりの事じゃない。
というか502が勝手にひかりの秘密バラしちゃいましたね。
真に選ばれたのは…回復した雁淵孝美、お姉ちゃんの方。
満を持して再登場した孝美。
無論再開を喜ぶひかり。
お姉ちゃんの様子がおかしい。
何故貴方がここにいるの?と冷たい目。
まさか記憶喪失?洗脳?
大事だからこそ。
本来赴任する筈だった孝美が来たのでひかりはお役御免。
当初予定のカウハバ行きが伝えられる。
ダダ甘だったお姉ちゃんに一体何が…いや当然です。
大事な妹を最前線で危険な目に遭わせられない。
敢えて心を鬼にして突き放すと。
でも502の他の連中はひかりに同情的。
本来こっちのほうが正しいのにお姉ちゃんがアウェーです。
ならば勝負だ!
前回撃ち漏らしたネウロイを倒すべく、お姉ちゃんのリハビリも兼ねての出撃。
ここに出撃を志願するひかり。
ラル隊長が提案したのは魔眼勝負。
先に見つけた方を残して負けたほうがカウハバ。
一緒に残るという選択肢はありません。
理由は多分上記で言った通りなんでしょうね。
まあ辻褄を合わせる必要もありますし。
それでもひかりは引き下がらない。
ひかりが勝つのは万に一つ。
素手とライフルの勝負みたいなもんでです。
本来なら一瞬で終わり。
幸いだったのは今回のネウロイがコアの中にコアを持つタイプだったこと。
特定に時間が掛かるので、ひかりにもチャンスはあると。
そして孝美は集中しないと魔眼が使えないこと。
敵の攻撃が激しいほどひかりに有利になります。
最早ネウロイ撃破は問題じゃなく、重要なのは勝負の行方。
同時?なら一緒に残るのかな。
と思ったら孝美の方が少し早かったという判断。
確かにちょっと早かった。
正直なあなあで終わるのかと思ったのでハッキリ決着が付いたのに驚いた。
しかも主人公が敗北。
ひかりカウハバ行きで退場という衝撃の展開。
流石にこれでさようなら、にはならないと思います。
でもまたお姉ちゃんが負傷したらギャグですね。
次回はブレイブウィッチーズ 第11話 『やってみなくちゃわからない』です。
・502にひかりを配備させた件はお咎めなし?
やはり先生の存在が大きかったのかそれともカウハバ基地は“ギリギリ大丈夫”だったのか……あの将校も人が悪いですね。
・エーリッヒ.フォン.マンシュタイン元帥
史実ではナチスドイツ第三帝国の貴族であり軍人で西方電撃作戦の立案者、ヒトラーに意見を言える数少ない人。それ故にWWⅡの米国のタイム誌では“我らの最も恐るべき敵”とも評されました。この方は戦後戦犯として逮捕(1945年)されるもチャーチル首相(この方も若い頃は騎馬隊兵士として活躍。しかも英国での裁判に不慣れなマンシュタインらに英国の弁護士を雇う為に資金集めのキャンペーンをした)と西ドイツ首相との協議で釈放が決定、非公式ながらも1952年に実施され翌年には健康上の理由で恩赦と言う形で……これにはホロコーストに関して無罪になっているのも大きい、その後彼はドイツ連邦軍(西ドイツ)の為に尽力して1973年に永眠します。
・カールスランドの列車砲は世界イチィ!
ただし動かすとなると線路を敷設しないといけないしカールスランド国内と同じ線路幅にする必要もあります。実は欧州の鉄道路線の中には線路幅が統一されてなく敵の侵攻を遅らせる為に線路幅を変える国もあったんです。フリーゲージトレインは走行中に線路幅に合わせる装置でして欧州ではかなり前から実用化されてます。日本では長崎新幹線に使われる予定ですが……なにしろ欧州でも新幹線並に走らせた事も無いので苦戦しているようです。
列車砲はWWⅡのみの活躍でしたが戦後は移動核ミサイル発射システムとして旧ソ連が実用化、これは007シリーズでも出て来た事もあるんですね。
・カウハバの方が危ない?
事情通の方々が言うには……要は18禁ネタ同人誌の様な危なさですが、スタミナ魔人のひかりなら別の意味で“ブレイクウィッチ”になるかも……
・502にひかりを配備させた件はお咎めなし?
止むを得ない事情があったと体裁を整えた上で、話の分かる人物だったのが幸いしたかと。流石に「苗字が同じだから誤魔化せる」なんてガバガバじゃない…と思いたい。
・カールスランドの列車砲は世界イチィ!
これガルパン劇場版にも出てましたよね?
こいさんへ
返信どうもです。
ここら辺もマンシュタイン元帥が名将であり、ラル隊長の判断が正しい事を認識している訳です。
ガルパンではカール臼砲と呼ばれる兵装です、なお列車砲の車輛部分はオーロラビジョンシステムに使われてます。路線があれば何処にでも持っていけるのですが……山岳地帯は流石にアプト式にしているかもしれませんね。
>車輛部分はオーロラビジョンシステム
ありゃ、劇場版で大学選抜チームが締め切りギリギリで通してきたのこれかと思ってました。