遅刻なんて許さないよ!!
ほぼ遅刻してたのによく今までバレなかったな、麻子。
しかし怒号のキッツイ婆さんです。
戦車が操縦できたっておまんま食べらんないだろ!
知らぬこととはいえ戦車で飯食ってる家の娘が居るんですが。
見栄かもしれないけど元気すぎるくらい元気でしたね、麻子のおばあ。
犠牲は拙いんじゃないの。
家族つながりでみほの出奔の原因も分かりましたね。
やはり原因は戦車道。
それも今やっている高校選手権大会。
昨年みほは水没した仲間の戦車を助けに行った。
ところがみほが載っていたのはフラッグ車。
こちらが撃破されたことで黒森峰の10連覇達成ならず。
家元である母から叱責を受けるみほ。
曰く、犠牲なくして大きな勝利を得ることは出来ないのです。
ちょっと待って。
これは戦争じゃありません、戦車道という武道です。
人死に出たらそれこそ大騒ぎじゃないんですか。
勝利至上主義は分かりますが、まさか「死んでも勝て」とは。
ノリと勢いだけはあるからね~。
この物言いがOVAとの繋がりを感じさせる。
そして出てきたアンツィオ高校のイメージが凄い。
手前にアンチョビ、そして奥には四天王っぽい4人の影が。
なんか凄く強そう。
そんな訳で戦力増強に励む大洗女子。
まだ発見されていない戦車がどこかにあるはずと捜索です。
船動かしているのも生徒なの!?
その過程で水平も高校生?なのにビックリ。
もしかしてこの船学生が運営しているんだろうか。
探索の結果が実って新たに2両見つかりましたね。
とりあえず強いのにバレー部を乗せてください。
八九式じゃいくら命中してもダメなんで。
風呂シーンは良いけどもうすぐ終わる。
そんな訳でアンツィオ戦は来週かなと思ったら、
まさかの一瞬で決着!アンツィオ戦闘シーン無し!!
このオチにはたまげました。
…こちら一応意味があるんですね。
アンツィオのモチーフはイタリア。
WWII当時のイタリア軍と言えばとにかく「弱い・マヌケ」と評判です。
ヘタリアなんて漫画があるのもそのせい。
本来なら。
ネタとして語り継がれる筈だったアンツィオ戦。
しかしガルパンは予想以上に大人気。
そのためOVAで省略されたアンツィオ戦が作られることになりました!
製作決定はスタッフにとっても寝耳に水だったんじゃないでしょうか。
・ガールズ&パンツァー OVA 『これが本当のアンツィオ戦です!』 戦車戦とは思えないハイスピードバトル!アンツィオはヘタリアじゃなかった!!
OVAのレビューはこちらを御覧ください。
という訳で次はプラウダ戦ですね。
次回はガールズ&パンツァー(2周目) 第8話 『プラウダ戦です!』です。
・アンツィオ高校
元ネタはWWⅡの時のイタリアです……ただ海軍も陸軍もダメダメでナチスドイツの傀儡政権化になっちゃた所です。砂漠でパスタを茹でたと言う逸話がありますが食糧事情も最悪でこんなジョークが飛び出す程、戦後ドイツはイタリアとは絶対に手を組まないと言ったとか。
とは言えノリが乗れば怖いのがアンツィオ……しかも主力は全て軽戦車。一見すると弱いのではと思いますがアンツィオの戦車はひっくり返っても人力で起せるので撃破の旗が上がりにくい訳です。しかも軽戦車ですから機動性もある。その為か強襲戦車競技にはある意味適合しちゃうんですね。しかもやたら出店も出しているので案外こっち方面での才能はピカイチですね。
『リボンの武者』にてアンチョビは名古屋からのスカウトでアンツィオの戦車道部を立て直した事も判明しているのでヤリ手なんですよ。
あっという間に終わった感もありますが結構大変なんですよ、ここを相手するにも……強襲戦車競技じゃ遂に対戦車ライフルまで持ち出したりアサジンまで……(汗
・弱い、ヘタレは間違い
WWⅡの北アフリカ戦線じゃ生身で対戦車地雷を接近して英国戦車に踏ませて撃破したり、突撃してきた英国歩兵らを塹壕堀のスコップでぶんなぐって応戦するわ……ほらサッカーのプロリーグでもヒートアップしたサポーターの凄さを見ると納得します。
アンチョビの主だった部下というとカルパッチョとペパロニ。
四天王っぽいシルエットは何だったのか。