降下!降下!降下!!
敵が空から降ってきた。
ゾルザル唖然呆然。
これまでの鬱憤を晴らすかのような自衛隊の大活躍。
因みに降下を指示して最後に、
お世話になりました!
と言って降りていった人は本職なんだろうか。
喋りがそれっぽかった。
龍騎士って居たんだ。
亜神ジゼルが龍を操ってましたが、人に飼いならされた種もあったんですね。
恐らく帝国の虎の子なんでしょう。
自衛隊には意味なし。
乗った所で武器は精々弓や槍じゃミサイルと機銃の敵じゃないですね。
もしかしたら火ぐらい吐けたのかもしれませんが、その機会が来る前に叩きのめされました。
第3偵察隊ここにあり。
久しぶりに栗林や黒川が出てきましたね。
伊丹が特地パーティー組んでからとんとご無沙汰。
でも忘れた訳じゃない。
伊丹が帝都に向かうのは、嘗ての部下がそこに居るから。
盾はあったほうが…。
銃の前には帝国軍の盾など紙っぺら。
スコスコ抜かれて全く意味をなしてませんでしたね。
他方帝国側の攻撃で唯一脅威だと思ったのが弓の一斉射撃。
腕にあたってアイタタタとか負傷兵出ましたが、
死人が出てもおかしくなかった。
ポリカーボの盾とか持たせたほうが良かったかも。
テューレナイスアシスト。
基本的に敵であり日本を利用して帝国を滅ぼさんと画策するテューレ。
ゾルザルのプライドをくすぐり次々と愚策を献策。
これがまあよく通る。
ゾルザル他の貴族とか無視してテューレに頼りっきり。
翡翠宮に兵を向かわせろ。
なんてゾルザルの周りから人払いする為ですよね。
王宮空っぽにしたら誰もゾルザル守ってくれないよ。
もう完璧に操り人形ですね。
ビフィータ、健軍に陥落。
ピニャ救出が叶わなかったボーゼスを必死に連れ帰ってきたビフィータ。
馬が転んで吹っ飛んだ所を健軍ナイスキャッチ。
その後彼女をエスコートするかのように撤退。
黒髪のショートカットとタカラヅカ的な雰囲気を漂わせていた彼女。
男に興味無さそう。
と思っていたら完全に乙女になってしまった。
ボーゼスはそれどころじゃなかった。
自らピニャ救出に赴くものの抵抗に遭い失敗。
撤退のさなか健軍に、
ピニャ殿下を助けて!!と泣いて絶叫。
これまで一番貴族らしいと思っていた彼女の取り乱した姿。
それだけピニャを大切に思っている、単なる主従を超えた絆を感じます。
無理です。
それが分かっているから彼女も単騎で向かった訳で。
そのピニャが…やはり絶叫していた。
ここから出して!ここは嫌だ!!
完全に泣きが入っている。
あと床が濡れているんだけど…失禁?
気持ちは分かるけどカッコ悪い。
ボーゼスが見たらなんと思うだろう。
意外にメンタル弱かった…いや無理も無いか、あのゾルザルの妹だし。
でも希望はあります。
仙道伊丹なら…。
誰か言うと思ったらやっぱり言った。
自衛隊に流布する伊丹万能説。
既に作戦は終わっているのですが、その伊丹は帝都に向かって爆走中。
成り行きでピニャを助けることになりそうですね。
次回はゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第24話(終) 『斯く戦えリ』です。
> 人に飼いならされた種もあったんですね。
飛龍は亜龍種で龍種の下位種です。4肢のうち前肢が翼。龍は4肢+背中に翼。とてもじゃないが人に馴れたりしない(という設定の)筈。ジゼル猊下が連れていたのは、炎龍と水龍の子供の新生龍でまっとうな龍です。
> あと床が濡れているんだけど…失禁?
トイレなんか無くて、垂れ流しではないかと思います。亜人のテューレが(今の境遇に上る前に)囚われていた部屋ですし。他の小説では人用の監獄でも便壺だけなどという描写も多いようですから。
>飛龍は亜龍種で龍種の下位種です。
やはりグレードは下がるのですね。
>垂れ流しではないかと思います。
流石にそれはキツいですね。
よく中世ものの捕らわれ描写で両手を壁から伸びた鎖に繋がれて…というシーンがありますが、あれも大小垂れ流しなんですよね。
アニメでは省いていますが。
>> 人に飼いならされた種もあったんですね。
>やはりグレードは下がるのですね。
コミック版に曰く……
古代龍(伊丹達が倒した炎龍)>新生龍(ジゼル猊下が連れていた龍)≧老成した亜竜>亜竜(帝国が用いる騎乗竜)
と言う図式になる様です。
なるほど。
こういう強さ順になっているんですね。