おいくら万円?→100万円!!
幸運が高いカズマは、捕らえたキャベツの経験値も高くて大儲け。
他方幸運の低いアクアが捕まえたのは大半がレタスでアテが外れた。
キャベツとレタスの値段に差がある世界。
お金貸して~~~!!
これが女神の言うことか。
取らぬ狸の皮算用。
キャベツの収入を当てにして手持ちの金を使い果たし借金まで。
しかも今回の稼ぎを個別にしようといったのは彼女。
本来なら自分だけ大儲けする腹づもり。
色んな意味でどうしようもない。
たまに夜中にゴソゴソ…。
二人で寝ているとプライベートなヒミツも丸わかり。
一人自家発電に勤しむカズマの件をネタに半ば脅迫。
カズマ…隣に可愛い女の子寝てるのに手出さずに処理してるの。
とりあえず脱ジャージ。
家はともかく服をリニューアル。
ようやく冒険者らしいナリになったカズマ。
装備を整えたみんなヤル気、アクアも金ないからヤル気。
でもジャイアントトードは勘弁な!
ダクネスは興味津々だけど。
依頼がない!
どうやら魔王の幹部が近くに住み着き、その影響で雑魚モンスターが消えた。
残っているのは危険極まりない依頼だけ。
このままじゃおまんま食い上げです。
バイトや内職に勤しむ…ってますます女神離れしていくアクア。
実家に帰るというダクネス、家近いんだ。
残ったカズマはめぐみんに付き合い魔法の練習。
倒れたら背負って帰るための介護要員です。
来る日も来る日も爆裂、爆裂!!
手頃な廃城に爆裂魔法を浴びせ続けるめぐみん。
雨の日も風の日も雪の日も…って相当時間経ってませんか。
しかもこの城って…最近魔王軍の幹部が住み着いた場所って…。
ばっくれっつ♪ばっくれっつ♪
最初は嫌嫌だったのに、段々ノリが良くなっていくカズマ。
批評までして爆裂ソムリエになりつつある。
めぐみんとは仲良くなる一方でアクアには手厳しい。
この宴会芸しか取り柄のない穀潰しが!
何もそこまで…一応ちゃんと働いているんだし。
まあ女神を連れてくりゃ凄いチート出来ると思ったのかも知れない。
そのアテがすっかり外れて苛立っていると。
嫌、それだけは嫌!
回復魔法を伝授したら捨てられる。
まるで倦怠期の夫婦のようなカズマとアクア。
流石に言い過ぎかと思ったら…アクアチラチラこっち見てる。
こいつ…ワザと同情引いてやがる。
そう思ったらまたもや緊急招集。
ひょっとしてキャベツ再来かな…と思ったら違った。
おぉ俺の城に毎日爆裂魔法打ち込んでくる…あぁ頭のオカシイ大馬鹿は誰だ!!
来ちゃいましたね、魔王軍の幹部。
そんでもってあの廃城はやはり幹部の住処だったと。
毎日ポンポンは無理でしょう、一日一回しか撃てないから。
ともかく激おこ状態の幹部に対し、めぐみんが歩み出ると。
てっきり殺されるかと思ったら意外と紳士。
嫌がらせみたいな攻撃を止めろという命令というか懇願。
嫌です、紅魔族は爆裂魔法を打ち込まないと死にます。
幹部の方がまともに見える不思議。
ならば死の宣告だ!
時間差付けて相手を死に追いやる。
その間恐怖に怯えるという術ですね。
これを受けたのは飛び出したダクネス。
苦痛ならともかく死の恐怖でも喜ぶのこの人。
将に最強のドMですね。
困っちゃうのが彼女が性癖を晒すと、周りの誰かがド変態扱いされちゃうこと。
前回はカズマ、今回は幹部です。
幹部としてはただの脅しだったのかもしれない。
なのにハードコア変態プレイを要求しているなどと吹聴されちゃ堪らない。
追いすがるダクネスを尻目に、幹部は逃げるように去っていった。
アクアが役に立った!
しかし状況は最悪です、ほっとけば一週間後にダクネスは死ぬ。
本人が全然困って無さそうなのが困り者ですが。
悲壮感漂わせながら城へと向かうめぐみん。
一緒に居た俺も同罪と付き合うカズマ。
いつしか二人には連帯感が生まれていた模様。
セイクリッド・ブレイク・スペル!
ここでアクアの呪文解除が炸裂。
エフェクトが昔の特撮みたいでショボイ。
でも効果は絶大。
死の宣告があっさり解除。
めでだしなんですがカズマとめぐみんの肩透かし感半端ない。
…そしてずっと待ち続けるであろうデュラハンが不憫ですね。
次回はこの素晴らしい世界に祝福を! 第5話 『この魔剣にお値段を!』です。
コメントする