嘗てマリア同様、世の中を救おうとした子も居た。
過去の経験からか、マリアのやり方が上手くいかない事が分かっていた様ですね。
それでも助けるのは「自分に出来なかった事がマリアには出来るかも」と期待しているのか。
色々動いた…今後大変なことになりそう。
ジョセフの頼みを振りきって、自身の矜持を貫いたマリア。
戦争を無くしたい。
フランス有利の戦場に割って入り、強引に終結させる。
しかし素直に撤退すればいいものの、イングランドが最後っ屁をかましたところから戦闘再開。
直後にマリアがミカエルの裁きで負傷したことも手伝って泥沼化。
イングランドは本国から援軍を募るとか。
戦争を止めるつもりが逆に拡大。
特にガルファとエゼキエルがえらい事になりましたね。
ガルファの夢が…。
欲をかいたガルファが持ち場を離れて追撃。
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イングランド勢がルメ伯ギヨームに肉薄。
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命令違反の責任を巡ってガルファが隊長を口論の挙句殺害。
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その現場を娼婦ロロットに見られた。
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直後に味方の砲弾でガルファ片腕喪失。
当時の砲弾は爆発しませんから、鉄の玉がゴロンゴロン転がる。
これに巻き込まれたガルファ、マリアに恨み骨髄でしょう。
タダでは済みませんね。
エゼキエルの決断。
マリアの反逆行為に対しミカエル制裁。
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エゼキエルは神の槍そのもの、本人の意志と無関係に強制変身。
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しかしエゼキエル、自らの意志で外した。
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でもマリアを負傷させてしまい天界にも地上界にも帰る場所を無くしてしまった。
何故外したか、答えは簡単ですね。
マリアが好きだから、殺したくなかった。
それでも大怪我させたことに変わりはないと途方にくれていた。
しかしマリアはエゼキエルの真意をちゃんと理解してくれた。
号泣して包容する二人の心は通じあっていますね。
傷だらけのマリア。
外したとはいえ神の槍のダメージでマリア墜落・失神。
真っ先に彼女を見つけたのはフランス勢。
やった!拙いですね。
これまでは「迷惑」だったけど今や「憎悪の対象」以外の何者でもない。
負傷して無抵抗状態の彼女が複数の野郎連中にどんな目に遭わされるのか期待不安が高まります。
エロ同人。
そんな単語が頭をよぎりますが、劣情より殺意の方が強そう。
ここはビブがサマーソルトキック?で文字通り一蹴してくれました。
魔女子会が楽しそう。
勝手するマリアを非難しつつも談笑。
決して嫌っているという事はない。
それどころかしきりに組合に入れ入れと勧誘。
魔女というと自己中心的なイメージが有りますが、この作品の魔女はマリア以外皆フレンドリー。
しかし何と言ってもビブの存在が大きい。
元々よそ者なのにあっという間にこちらの魔女と溶けこんでる。
マリアに忠告しつつも危険が迫れば助けてくれる。
負傷した彼女を匿い、治療の段取りまで付けてくれた。
マリア、ビブには感謝してもし足りないですね。
ばあさん、まさか…。
マリアの目論見は裏目に出ましたが、上手く行ったこともある。
アンの父が無事戦場から帰還したことです。
アンも母も喜び祖母を呼ぶ。
…へんじがない。
もしかして死んだのか。
更に言えばマリアの留守に、エゼキエルがアンに渡した薬が間違っていた可能性がある。
果たしてこれがどのように影響していくのか、という所で次回です。
いよいよ、あの男が動き出しそうですね!