スコード!!
こちら「神様」に匹敵する物言いの様で。
これに反応してGセルフが発したのはサイコフィールドっぽいですね。
色々わからない言葉が出ましたが、説明しないのは富野アニメの特徴。
毎回断片情報を提供して、ある時明らかにして全ての話が繋がる。
「∀ガンダム」を思い出します。
会話のドッジボール?いや腹の探り合いです。
成り行きで海賊船にやって来たベルリ、ノレドそしてラライヤ。
一見ベルリと艦長の会話が噛み合っていないように見えます。
互いに自分の情報を渡さず、相手の情報を引き出そうとしてるんですね。
他方ノレドとラライヤは何か自由です。
ここでGセルフの経緯がちょっと明かされましたね。
ラライヤが乗っていたGセルフはカーヒルに拾われて海賊のものに。
そしてGセルフに乗ったアイーダはキャピタルタワーを襲撃して囚われの身に。
何で拾ったモビルスーツで出たんだろう、慣れたGアルケインじゃダメだったのか。
この回想見るとカーヒル(故人)って割と重要人物だったのか分かります。
クリムの天才への拘り。
自分にGセルフが起動できないというのはかなりプライドを傷つけたようで。
捕虜であるベルリやラライヤに「Gセルフに乗れ」と強要してきます。
そのまんま逃亡出来そうですが、人質をとっているのがキャピタルアーミィとは違いますね。
折しもキャピタルアーミィが人質救出作戦(を名目にした実戦)を仕掛けてきた。
捕虜のまま人質を取られてアーミィと戦う羽目になるベルリ。
攻めてきたのは教官であるデレンセン率いるカットシー部隊。
これを知ったベルリは事情を説明しようとしますが、ミノフスキー粒子とクリムに阻まれると。
身を守るために戦ってしまうベルリですが、結果としてデレンセンの部下7人が戦死。
ベルリ帰還の線が途切れ、反逆者として追われる身になりそう。
デレンセンは優秀なのに。
パイロットとしての技量は「天才」クリムより上に見えます。
加えて個人プレーに走るクリムと違って指揮能力もある。
Gセルフのお陰であたら部下を死なせてしまったように見え、可哀想でしたね。
しかし突然「チェストーーー!」にはビックリした。
示現流を使う薩摩隼人だったのか。
また劇中でやたら「姫様」と呼ばれていたアイーダ。
ベルリも知る「スルガン総監」の娘だということが明らかになりましたね。
でも姫って…アメリアは王政なんだろうか。
他にもヘルメスの薔薇とかトワサンガと気になるワードが目白押し。
そして戦闘シーン。
富野由悠季の「殺陣」は相変わらずキレがありますね。
という所で次回です。
次回はガンダム Gのレコンギスタ 第5話 『敵はキャピタルアーミィ』です。
・サイコフレーム?
ではあの鳥のレリーフみたいなものはサイコフレーム……どうもこの世界では旧時代(=宇宙世紀)の技術を幾つか禁じている節もあります。ベリルやラライヤ、アイーダがNTの遺伝子を持って(若しくは操作されて)産まれて来ているのなら、ベリルのママの言動も納得するんですよね……