こんなに建物多いの!?
完全に観光地ですね。
山小屋=掘っ立て小屋というイメージしか無かったんですが、まるで修学旅行地みたいな大賑わい。
食事処はもちろん、おみやげも充実していますね。
…ゴミが増える原因かも。
爆発カレーとか雲海ラーメンも実在するんでしょうね。
自分もいつか食べてみたい…カレーの方。
五合目って真ん中じゃないの!?
楓先生によると、疲労度を基準にしている模様。
つまり頂上に近づくにつれ急勾配=疲労度が増加するので合と合の間隔は狭くなっていく。
つまり五合目は意外と上の方にあるという話。
足で登るのは半分以下と聞いてちょっと楽そうと思ってしまった。
そんなに甘くないんでしょうが。
ここで初めて高山病の話が出ました。
何か今更感が漂いますが、今まであまり高い山登って来なかったからか。
そして話が出たということは…だれか高山病になりそう。
五~七合目は楽勝ムード、しかし…。
休憩しようとすると「もう休むの?」と余裕の雰囲気。
ポテチの袋が膨らんでる!
おかしを堪能して、冗談を言い合ったりと和気あいあい。
無論これはほんの序の口だったんですが。
七合目を超えた当たりから霧…いや雲の中に入りましたね。
道も岩場だらけになり見た目にも急勾配できつそう。
やはりというか、真っ先にあおいがヘタレ始めました。
まさか…高山病フラグが来たのかと伺わせます。
そもそも富士登山するの早いなと思っていたので、
一回目は失敗するんじゃないか。
という心配があります。
雲海ラーメン(1050円)は普通だったけど雲海を抜けた景色は絶品。
無理をしてはいけないけど、登山は成し遂げたい。
遭難する人はこのジレンマの末に後者を選択しちゃうんでしょうね。
足元がふらついて危ぶまれるあおいの体調ですが、何とか雲を抜けて八合目。
ようやく体が慣れてきたんでしょうか。
そして八合目からの景色は素晴らしかった。
山の醍醐味を堪能して、精神的にもかなり癒やされそう。
この調子なら何とか頂上まで行けそうですね、という所で次回です。
この外国人カップルは絡んでくるのだろうか。
あおい達のちょっと前をほぼ同じペースで登っている外国人カップル。
会話が英語なので目立ちますね。
単なるモブキャラで終わる気がしないんですがどうでしょうか。
・登山鉄道導入計画
自動車やバスでのアクセスは現在こそはマイカー規制がありますがその前は酷く富士有料道路の並木が立ち枯れした事も……そこで環境負荷を減らす為に1960年代に富士急行が登山鉄道構想が打ち出すも国から許可が出ずに没、何せ削岩機でトンネル方式ですので国からもオイマテやとなりますわ。
(多分アルプスの某登山鉄道を真似したかったか?)
時代は流れて2008年、富士有料道路を廃止してそこに線路を敷設する計画が持ち上がりました。富士山が世界遺産登録とあって今度は周囲も危機遺産や登録抹消を避ける為にも計画は実現に向けて動いてます。急勾配ですが今の技術ならラック方式やケーブルカーで無くても大丈夫と言う事です。
因みに富士山で物価が高いのは流通や人件、設備のコストが他の所より高いので……
・ブルトーザー?
過去にはブルトーザーで富士山山頂にあった気象台レーダー基地(これが完成した事で台風進路予想が出来、人工衛星による観測まで活躍した)の機材を運んだ事もあるのですが今は不正地運搬車も使われてます。ひなた達が見たのは多分ミニサイズ(最大積載量0.3t)の後部運転席タイプクローラー方式と思われます。他にも前部運転席タイプやホイール式があり小型タイプは建設現場よりも農業で使用されるケースが多く、逆に大型タイプは建築現場で通常のダンプでは走行が困難な現場での作業に使用されます。
運転するには一t以上で“不正地運搬車運転技能講習”、一t未満は“不正地運搬車運転特別教育”を其々終了する必要があるので注意。
・富士山でも遭難する
確か数年前に中国人観光客が舐めていて高山病にかかって救助された事がありましてねぇ……あっちには富士山よりも高い山がごろごろあるのに(汗