タイトルからちょいシリアス目な展開を予想していた。
登山中も富士山絡みのネタがそこかしこ、ひなたは必死に隠します。
「わあ、きれいな富士山♪」
あおい気づいちゃいましたね。
これがひなたのサプライズと理解したあおいは逆に気づかぬ風を装うと。
せっかく気を使ってくれたのだから…そう思っている余裕がなくなってきた。
何しろ三倍。
前回の高尾山は約600m、今回の三つ峠山は約1800m。
それも横にじゃなくて縦に3倍。
山道が整備されているのかと思いきや、よじ登ったりする場所もあって本格的に登山っぽくなって来た。
そしてあおいクタクタ。
みんなに置いていかれまいとするけど体が付いてこない。
つらい…楽しくない。
これまでハイキング気分で登山してきたあおい、初めて壁にぶつかりましたね。
ここなは何者。
これまでは勝てそうな相手というか余力で登れそうな山だったのである意味当然ですね。
そして驚くべきはここなです。
彼女ただの森ガールなのにちゃんと皆に付いて行ってる。
一番年下で見た目ひ弱そうなのに意外と健脚です。
気持ちが折れかけたあおいをフォローするのはやはり楓。
甘いもの+自分のペースで登る+ストックであおいを再起させました。
今八分目くらい?
あとは順調に頂上まで行けるかと思ったら崖のような道も出現。
中々バラエティに富んだ山ですね。
疲労に加え恐怖で足がすくむあおい。
前だけ見ろというアドバイス、そして応援。
仲間の有り難みを噛み締めながら足を踏みしめると。
そして目の前には三つ峠山から望む富士山。
まだ頂上着いてないのに見ちゃいましたね。
まあてっぺん登るまで見えないってのもあまり無いでしょうが。
という所で次回です。
コメントする