これは嬉しい。
5分アニメの中で評判が高かった「ヤマノススメ」。
質は良いんだけど量が…。
歌込みで5分なんで実質3分ちょいですから、ひとつの山に登るまでが長かった。
15分なら準備~登頂まで1話に入りそうですね。
因みに前期(TV未放送13話を含む)の感想はこちらです。
ママンの心配は当然か。
女子四人でキャンプに行こうとするもあおいママ大反対。
そりゃ娘4人で野宿とか危険ですよね。
楓は山小屋でぎゅうぎゅう詰めになって寝たこともあるとか。
う~ん、確かに心配かも。
そんな訳で自宅が山小屋で庭がキャンプ場なひなたの家で決行です。
テント張って、飯盒炊爨して、カレー作るのはお約束ですね。
しかしひなた、道具の名前には詳しいが相変わらず料理はダメ。
はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋取るな。
この標語一人だけ知らなかったですし。
自宅キャンプのメリット。
それは何と言っても風呂に入れること。
お陰でのっけから全員の入浴シーンが拝める。
最初にこれ入れてきた事からもスタッフの気合を感じます。
そしてここは楓の独壇場。
家じゃいつも下着姿だからか、人の家でも下着で歩いちゃうのが更に良いですね。
楓は例によってスポーツブラの上下なんですが、
下着なのかスポーツウェアなのか分かりにくい。
変にお色気を強調していないのもこのアニメではプラスです。
最終目標は富士山か。
これに関してはあおいの方が拘っているみたいですね。
昔登った山=富士山って事なんでしょうか。
セカンドシーズンのラストで登るのか、それとも原作の最終目標なのか。
そこらへんも気になりますね。
・テントは実物の組み立て音声を収録して使用。
結構なお値段すると思うが恐らくイベント用に使うつもりなのか?ペグに関しては材料や長さによって複数あるのでテントを張る場所に応じて複数持っていく人も、後はプラスチックハンマー(実は部品を叩き押す際にも使用される)も複数持っていくと強風時や素早い設営に便利が良いとか。
・ひなたの家の謎
思うにこれ両親とも山関係のお仕事をしているかもしれませんね、ここまで拘っている自宅を見ると尚更。
・飯盒
野戦調理器具構想は長らくあったけど従来の金属では比重の高さゆえに現実的ではなかった、所が1886年にアルミニウムの発見され量産可能になると実現。19世紀末には現在のスイス式の飯盒がドイツで使用、日本では洋式軍隊導入に伴い取り入れられ徳川 慶喜も自宅で野外飯盒を楽しんだ記録(恐らく明治23年以降の記録?)も、思えば戦国時代には似た様な事をしてましたからね……日清戦争の頃はホーローや漆塗りで今の様になるのは1890年(明治23年)に陸軍火砲製造所が製造してました。
日本の飯盒は欧州よりも大きいのはコメ食文化で今の飯盒はWWⅡの時に終戦まで活用されたロ号飯盒と同じサイズ、1932年(昭和7年)に採用された92式飯盒(通称:二重飯盒)もあるのですが戦況悪化でロ号飯盒にのみに……。
92式になったのは昭和7年が皇紀2592年に該当するから。
今現在はレーションの進化で米軍のモノはフライパンにもなる中蓋やメスキットが省力、陸自でも食器としての機能を重視した戦闘飯盒二型になってます。登山でも調理ストーブの発展にクッカーの登場、レトルトやフリーズドライの登場で同様な事態に。ただ小中の林間学校では定番になってますので楓さんは“経験者”かもしれませんね。
因みに日本ではキドニー(腎臓)型が一般的です。元々薪の節約やベルトやリュックサックにくくりつけてもかさばらない事や炊飯に必要な対流が起こり易い云う利点があるからです。