やって来ました札幌!
駅とかその周辺とかまんまですね。
八軒が旧友と会ったのは札幌駅近くの紀伊國屋でしょうか。
進学校だったのでライバル意識とか、挫折した八軒に対する優越感とか持ってそうな奴を想像していた。
アイツ三学期とか声掛けづらい感じだった。
今の元気な八軒を見て一安心、普通に良い友人だった。
女絡みで嫉妬丸出しなのはエゾノーの連中と一緒ですが。
鬼=父の居ぬ間に兄の虎の巻をゲットして帰ろうとするもバッタリ。
いつ帰ってきたんだ、いやずっと居たのに気づかななかったのか。
何よりトイレのスッポン担いているのは何故。
さっきまでつまり直していたのか、というかむき出しは拙いだろうと。
沈黙の食事。
母も居て久々に家族三人で食事…なんですがシーンとしている。
エゾノーでのやかましい食事とは雰囲気が全然違いますね。
何というか…この沈黙はキツイ。
毎回こんな感じなら味を噛みしめる余裕は無かったかも。
でも今の八軒にはそれを感じる余裕がある、何より確かめたいことがある。
親がちゃんとしたものを食べさせてくれたんだろう。
味覚の良さを指摘されたこともあり、母の食事が美味しかった事を再発見すると。
まあ飯が美味いのは相手と雰囲気も重要なんですがね。
言い方って大事だね。
黙りこくった両親に対しポロポロと会話を振る八軒。
彼なりの歩み寄りの姿勢が見られます。
一時帰省の理由は友人の勉強を見てあげる為。
勉強で脱落した人間が人に勉強を教えるというのか。
うわ駄目だ、バッサリだ。
なんで息子のやることを肯定的に評価できないのか。
苦手な父親へ必死に歩み寄ろうした息子の気持ちを無下にするのは宜しくありません。
失敗した人間は何もしちゃいけないのか!?
忍耐の限界に達した八軒はそう返して家を出ると。
でも出る前に食器下げて水に浸した。
育ちの良さ、或いは食事への感謝を感じるシーンです。
あの勇吾が父親に言い返した。
これが父はともかく、母にはかなり衝撃に映ったようですね。
戻っても憤懣やるかたない八軒ですが、多摩子から意外な指摘。
彼女もシビアな性格だけに、八軒の父の考えがより分かるのかも。
御影の勉強を見ることは、自身の挫折の代替行為ではない。
そこはキッチリ分けて考えなきゃいけない。
もしかしたら父もこういう事を言いたかったのかも知れない。
でもあの言い方じゃ絶対伝わらない。
母が来た。
誠実というか融通が効かない八軒はこの事を御影に詫びに行く。
でも御影キョトン。
代替ウンヌンとか言われてもサッパリです、本人も言ってますが何より実害が無い。
アタマ悪すぎて嫌われたかと思った。
彼女はこういう娘なので。
考えてみると主人公が優秀でヒロインがバカってアニメも珍しいですね。
大体立場が逆で勉強教えるイベントが発生するんですが。
そんな最中に現れる母。
さっき札幌に居たのでまるでワープしてきたような感じがする。
何か二つの話を無理矢理くっつけたっぽいですね。
人が来たらとりあえず食え!飲め!!
母は善人、というのはこれまでもうすうす感じていた。
でも父親の意向には逆らえない。
結果として八軒からは「敵」に見えていた部分もあったのかも。
そんな母が急に来たのは息子の現状が気になったから。
札幌での父とのやり取りで息子の変化に気づいた。
その原因は何なのか興味がわいたという事ですね。
気さくな生徒に教師。
母をネタに始まる食事会。
それを嗅ぎつけて更にワラワラと人が集まってくる。
こんな姿を見せられたら、息子は大丈夫だと安心出来るでしょうね。
地味に将来の嫁?御影ともよく話しています。
この時間ももうすぐ終わり。
濃密な時間を過ごせたのは強制寮生活だったという面があります。
しかし二年になると退寮が可能。
自分だけの時間が欲しい!と脱出するものもチラホラ。
これを聞いて八軒もどうしようか考えると。
まあ残る一択かな。
だって御影が残るって言ってるし。
因みに退寮すると選択肢は下宿のみでアパートに一人暮らしはダメ見たい。
そこはやはり高校生だからって事でしょうか。
いよいよ長いようで短い一年が終わる、という所でおしまい。
二期も充実していた。
特に「将来」に関する具体的な話が色々出てきましたね。
的場の離農と退学、今は近くの牧場で働いているみたいです。
御影はひたすら勉強、夢のためには不得意な事も克服するという意味もあるのかな。
そしてこれを見た八軒は何を思うのか。
御影の入り婿になって八軒が御影牧場を継げば良いんじゃないの、とは思いましたが。
まあ養子で家業潰したりしたら大変なんですが。
他には野球部の雨竜先輩(サヨナラエラー)がチラッと出たのが印象的でした。
あとはここまで来たら最後までアニメ化して欲しいという気持ちがあります。
実はもうすぐ原作の連載が終了するという話を聞きました。
最近では珍しい「書きたいことを書き切ってスパッと終わる」方式です。
どうやら一年目で終わりの様で、そうなるともう1クールやるほどのボリュームは無いのかも。
SAOの様にスペシャル版という形で残りを制作するのもアリだと思います。
原作にOADが付く方式は… 続きを待つのが大変なので出来れば前者でお願いします。
トラックバックです。「何度でも」銀の匙 Silver Spoon 第2期 11話最終話「八軒勇吾と経済動物!!」感想。ついに珍しい農業アニメも最終回。八軒数正と対決です!
・八軒を知る同級生
会話の感じから高校受験の時の彼の様子が窺い知ることが出来ます……勉強は兎も角相当危なかったそうで、進路の先生もエゾノーに八軒を放り込んだのはばくちかもしれませんね。
・母親が来る
どうもこの母親も次男がエゾノーに放り込んで良かったのか心配していたようで……。
・原作者が出ている(汗
荒川 弘先生の分身が兄貴の部屋にあるフィギアとして登場……『銀の匙 silver spoon』の単行本の後書きマンガや『百姓貴族』ではこの姿で登場してます。
・第三期は
原作は終了間際と言う噂もあります、実は原作者の荒川 弘先生が昨年三人目を出産されてますから一旦子育てがある程度落ち着くまで連載数を減らすかもしれませんね。