語り部・貝木泥舟。
のっけから恋とは無縁そうな男が出てきた。
そんでもって掛かって来た電話の相手が戦場ヶ原。
詐欺師の加害者と被害者が電話で話すって凄いシュール。
家庭を崩壊させた男に連絡入れる戦場ヶ原も相当なタマですね。
千石撫子対策で藁に縋ったのか。
戦場ヶ原がよりにもよってこの男を頼ったのは囮物語との絡みだからですね。
卒業式まで自分と阿良々木を殺すのは待ってもらった。
どうするのかと思ったらこの男に依頼すると。
詐欺師の仕事は人を騙すこと。
しかし人を殺そうとする神を騙すってどうするんだろう。
殺人を回避する騙しってのが全く想像つきませんね。
何故かトイレで自問自答。
どう考えてもメリットは無さそうな話。
ついでに貝木には良心もありませんから償いとか正義感に期待するのは無理。
なのにトイレで「助ける理由」を一問一答していく貝木。
なんか「助けたいけど、自分のポリシーに反しない方法はないか」というのを模索している様に見えます。
普通に考えれば理由なしで即お断り出来るでしょうに。
あと金を出すという戦場ヶ原、何故か脅迫はしないんですね。
会わなきゃ殺すって言うのに、仕事を受けなきゃ殺すとは言わない。
自分が殺されそうな以上、躊躇する理由は無いはず。
神原の為に頑張る?
そして辿り着いたのが何と神原。
ここで何故彼女が出てくるんだろう。
臥煙伊豆湖に借りとか思うところがあり、その姪っ子だからか?
今のところこれで「YES」となる理由は全く分からない。
という所で次回です。
>あと金を出すという戦場ヶ原、何故か脅迫はしないんですね。
ガハラさんごときに貝木を殺せるわけないじゃないですか。
怪異を使うとか、身体能力だとか以前に、本気で姿を消されたら探すすべがないじゃないですか。
貝木が気まぐれを起こして沖縄に行かなかったら、そこで詰んでましたよ。
貝木もわかった上で興味本位で会いに行っただけですよ。
貝木が、戦場ヶ原の脅しに屈するような可愛い奴なら、とっくに詐欺師をやめてるだろw