原因は八九寺。
あの怪異ともつかぬくらやみが出現した原因は八九寺真宵。
400年前に遭遇している事もあり、てっきり忍狙いかと思ったら違った。
あれは道を踏み外した怪異を排除するシステム。
…やりたい放題に見える怪異にも脅威になる存在が居たんだ。
そしてゼビウスのバキュラのごとく、撃墜不可能。
なんでも知ってるお姉さんが言うんだから、間違いないんでしょうね。
400年前に忍ことキスショット(略)が襲われたのは、吸血鬼なのに神を演じたから。
今八九寺が襲われるのは、本懐を遂げた幽霊なのに成仏しないこと。
そして迷い蝸牛なのに人を迷わせないこと。
この二つが「怪異の本分を全うしていない」と見做された模様です。
何か胡散臭い。
なんでも知ってるお姉さんということで凄く頼りになりそう。
そう思った臥煙伊豆湖ですが…いちいち表情が不穏です。
斧乃木余接をあやしていると思いきや、本人何か嫌そう。
アドバイスの対価として友達になろう、と言い出したかと思ったら実際は取引。
姪の神原駿河を紹介して、助力を仰ぎたい。
話をするだけで良い、協力するかは本人次第。
強制力が弱いにしても対価を求める姿勢は友情とは違う感じがする。
因みに神原の事を臥煙駿河と言ってましたが、こっちが本名なのか。
変なのは本人だけかと思ったら、家庭も複雑そうですね。
八九寺か忍か。
なんて二択を迫られて答えの出せる阿良々木じゃない。
こういう時は少年漫画のお約束「どっちも助かるベストな方法」を選びたいところ。
その選択肢が無い。
テンパった阿良々木が「ずっと八九寺と迷い続ける」なんて事を言い出しますが、傍目にも現実的じゃありませんね。
本人はともかく、恋人も家族もほっぽって何十年もさまよい歩くとか実際には無理。
半分忘れかけていましたが、やはり八九寺は幽霊なんですね。
ヒロインが幽霊やゾンビの場合「最初から悲劇が確定」しているという事実もまた忘れていました。
いずれは成仏し、それは永遠の別れになると。
キスでお別れ。
結局阿良々木には決められない。
八九寺が納得して成仏してくれたので助かった様なもの。
幼女とキスした。
と茶化せる雰囲気すら無いまま二人はお別れ。
新キャラがどんどん出てきて変な名前だし覚えるのが大変、と思っていたらここで八九寺が退場とは。
忍野メメも去りましたが、生きていればいずれ会える(出てくる)という希望があります。
八九寺はもう永遠に出てこない。
心にぽっかりと穴が空いてしまった感じがします。
増して別れのキスをした阿良々木の喪失感は凄そうですね。
普通高校生は仕事なんてしない。
アルバイトなら分かりますが。
その経緯を何故か忍野扇に話す阿良々木。
何故彼女なんだ、と思ったらこれが阿良々木の試行だった。
八九寺の件を伏せた上で、扇に話すことでどんな影響が出るのか見てみる。
果たしてこの行為がどんな伏線になるのか今のところは分かりません。
また扇の言動も興味深いですね。
なんか自身がくらやみみたいな言い方をする。
やはりただの変な娘じゃないのかな、という所で次回です。
>変なのは本人だけかと思ったら、家庭も複雑そうですね。
駿河のお母さんは、お父さんと駆け落ちしたんですよ。
臥煙が駿河のお母さんの旧姓なのは、偽物語で貝木も言及しています。
>やはりただの変な娘じゃないのかな、という所で次回です。
忍が「なにか」だって断言してますよ。
ってか、撫子の蛇神化の黒幕じゃないですか。
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<物語>シリーズ セカンドシーズン 第20話 『鬼物語 しのぶタイム 其ノ肆』
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