ここは何処?
アスファルトに高層ビルの立ち並ぶコンクリートジャングル=都会とは一線を画す山と田んぼの牧歌的な風景。
そしてBGMは何故かリコーダー、しかもあまり上手くない。
実はこれ、主人公れんげが笛吹きながら歩いているという設定でした。
田舎の分校に通う四人の小学生&中学生女子を描いた日常もの。
一応男も一人居ますが主人公たちには関わらずネタ要員になるっぽい。
謎の魅力。
田舎暮らし日常アニメ。
要約するとこれだけなのに妙に引きつけられます。
力の入った田舎の風景。
聞く度に懐かしい子供の口から出てくる田舎用語や子供用語。
風に揺れる草、虫の声、そこに響くちょっと下手なリコーダー。
何というか世界観の描写が完璧なんですね。
逆に残念なのが登場する女の子が美少女や美幼女ばかり…なのは良いのですが、髪の色がちょっと。
茶髪に赤毛に銀髪ツインテールって。
東京から転校してきた黒髪の娘のほうが田舎から来た人っぽいです。
まあこれは慣れると気にならないですが。
れんげが凄く可愛い。
見た目眠そうな目で抑揚の少ない喋り、何か「みなみけ」の千秋を彷彿とさせます。
でも言う事が凄く純朴で心が洗われる。
語尾に「なん」とか「のん」とか付くのが方言なのか萌え要素なのか微妙な所もツボ。
にゃんぱすーって妙な挨拶は間違いなく萌え方面狙ってるでしょうが。
そして彼女が事あるごとに周囲に尋ねる。
ウチの住んでる所って、田舎なん?
子供って自分が田舎モノだとは認めたくないですよね。
田舎が良いって言うのは基本年取ってからですし。
明らかに田舎…というかド田舎だけどみんな答えづらそうなのが微笑ましい。
でも最後に夏海がポロッと田舎発言しちゃう所がミソ。
中当てって初めて聞いた。
要約すると少人数用のドッジボール。
・あそび教室のホームページ>中当て(なかあて)
何せ女子が四人しか居ない(しかも学年バラバラ)学校なので大人数の遊びは出来ない。
しかも地方によって名前も違うらしくそこらへんも面白いですね。
次回はのんのんびより 第2話 『駄菓子屋に行った』です。
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