本当に帰れるんだろうな。
対する忍の答えは歯切れが悪い。
なのに阿良々木あまり気にしていない。
それどころかこの間違ってきてしまった11年前を堪能しようとする。
全く剛気というか、脳天気というか…。
一日二日遊んで帰るか→お前様がそれで良いなら。
これがのち面倒な事になる気がしないでもない。
旅の恥は掻き捨てと言うけれど。
時間の旅ではそれが更にパワーアップするんだろうか。
幼女羽川翼と出会った阿良々木はあまりの可愛さに大興奮。
タイムパラドックスとか向こうが知るはずもないとかお構いなしに即接近。
当然幼い羽川は突然現れた怪しいお兄ちゃんにビビりまくりです。
その後忍を何故か中学生に変装させるのですが…おさげにメガネ。
どう見ても羽川のコスプレです。
他の女に好きな女の格好をさせる。
阿良々木の鬼畜っぷりと羽川好きは留まることを知りませんね。
やってることは最低だけど、考えていることは立派だな!
阿良々木が過去の世界に留まったのは、ある人物の運命を変えるため。
決して未来に逃げられるからと幼女にイタズラしまくろうとした訳じゃありません。
こちら言うまでもなく八九寺真宵を事故から救うこと。
時間移動には移動者の意志が働くらしいです。
そうなるとこの11年前の世界に来た意味は何か。
因みに阿良々木は八九寺だけではなく恋人である戦場ヶ原や友人である羽川翼の事も考えていた。
彼女たちの問題は一日二日で解決出来るものじゃない。
しかし八九寺に関してはただ一点「事故に遭わなければ」歴史を変えられると。
歴史の強制力。
これに対し忍が物言いを付ける。
例え今日事故に遭わなくても、結局あの娘は死ぬだろう。
いわゆる「歴史の強制力」が働いて運命は変えられないというもの。
歴史は変えられるor変えられない。
これもタイムトラベル物でしばしば取り上げられる命題です。
でもたった一日先延ばしにする事が八九寺には意味がある。
何せ彼女は母の日に離婚した母親に会いに行く途中で事故に遭った。
それが未練となって現世を彷徨っている訳です。
母の日を無事過ごせれば成仏するかもしれない。
しかしそれは将来幽霊にはならず、阿良々木と出会う事も無くなる事を意味すると。
構わない、と断言する阿良々木はさっきまでの変態ぶりが嘘の様。
パンツめくって悲鳴と逃走…ってこれ阿良々木のせい?
幼女を前にすると何か変なスイッチでも入るんでしょうか。
八九寺に対してスカートめくりを敢行する阿良々木。
絶叫した八九寺は道路へ飛び出し…って阿良々木のせいで事故に遭うの!?
歴史を変えられないどころか犯人になってしまう。
すんでのところで助けられましたが、ホント危なかった。
顔を見られていないのを良いことに命の恩人を装う阿良々木。
つくづく良い性格してますね。
無茶苦茶な展開ながら一応目的は果たせた。
そして帰れないパターン…かと思ったらこれも大丈夫だった。
しかし神社が想像以上に荒れていたのが気になるところです。
そして戻ったら…世界が滅んでいた。
凄いバタフライ効果だな。
というか何でそうなっちゃったの!?という所で次回です。
八九寺は世界を救う鍵で、それ故に死なねばならなかったのだろうか。
或いは八九寺は関係無くて、実は幼女羽川にイタズラしたのが原因だったりして。
何ともスケールの大きい話ですが、果たしてどんな落ちが付くのか気になりますね。
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