理想の兄貴とその兄を慕う妹。
兄ちゃんに任せろ!
幼い京介は勉強もスポーツも、ついでに裁縫もこなすスーパーマン。
対照的にちょっとドン臭い感じだった桐乃にとっては将にあこがれの存在だったと。
兄が行くならどこへでも付いて行く、困ったらお兄ちゃんに相談すれば解決。
まさに理想の男性に見えていたことでしょうね。
子供の頃ってたかが1歳か2歳年上でも物凄い大人に見えたものです。
ところが年齢が上がるにつれて兄がつれなくなってくると。
こちら単に成長しただけなんですが桐乃には兄が意地悪になったとしか思えない。
更に成長した京介は…完全に無気力グータラ学生に。
兄が変わったのには原因がある。
それは麻奈実に違いない!
彼女が自分から「本物の」京介を奪ったのだと思い込んでしまう桐乃。
あたしのお兄ちゃんを返せ!!
突然こんな事言われても麻奈実だって困る…と思いきや、麻奈実には想定の範囲内だったのか。
ダーメ。
完全拒否したのにはビックリしましたね。挙句、
桐乃ちゃんが憧がれていた凄いお兄ちゃんなんて、最初から居なかったんだよ。
というトドメまで。
恐らく麻奈実の言うことは正しい。
しかしこうも桐乃にズバッと言ってしまうとは…さすがに厳しすぎやしないか。
理想のお兄ちゃんは居る。
いつか帰ってくるその日まで自分は頑張り続ける。
今居るのは抜け殻だからどうでもいい。
桐乃と京介に出来た亀裂はこれだったんですね。
自分が妹なのに何で妹モノのエロゲーにハマるのか。
あやせとのファースト・コンタクトも描かれていますね。
最初の一歩が踏み出せない娘かと思いきや、自分から話しかけていた。
それ以上に注目すべきファースト・コンタクトがありました。
無論エロゲーとの出会い。
でも理想のお兄ちゃんを探し求めているなら、女性向け恋愛シミュレーションとかあるだろう。
原因はやはり麻奈実っぽいです。
あれ以外にも桐乃に言っている事があったと。
お兄ちゃんに恋する妹なんて、気持ち悪いでしょ?
うわぁ…さすがにコレは私情入ってますよね。
確かにブラコンも程々にというのは分かります。
でもこの言葉には「だから京介は自分に譲れ」という気持ちが入っているとしか思えない。
ブラコンを否定された桐乃は、ブラコン上等「お兄ちゃん大~い好き」なキャラクターのゲームにハマってしまったという訳ですね。
出会いは将に天啓だった、実際桐乃に電流走ってますね。
後は坂を転げ落ちるように、或いは水を得た魚のようにオタクの道をまっしぐら。
でも妹もの限定、妹を否定する奴は例え同類でも許しません。
そして桐乃がオタクであることは学校内どころか家族の誰にも秘密でした。
そして兄はやはり兄だった。
あんなに大騒ぎして中2までバレなかったのがむしろ奇跡でしょうね。
奇声あげる桐乃を何も知らない京介はどう思っていたのだろう。
エロゲが家族に露見した時…困り果てた桐乃が頼ったのはやはりお兄ちゃん。
すっかり堕落したように思っていた兄は妹のために大奮闘するという訳です。
そうなると口ではボロクソ言っていても、頼りになる兄に憧れる気持ちが再燃する訳で。
自分が成長すると、親が小さくなったように見える。
でも中身はやっぱり頼れる親のまま。
ようやく桐乃もそういう事に気づいたんじゃないでしょうか。
そして彼女は今日も人生相談を持ちかける、というところで次回です。
続きはWEB…より先にアメリカと千葉で。
このアニメは放送前から全16話であることが決まっています。
でも1クールには当然枠が足りません。
第一期も全15話で、12(TRUE)~15話はWEBで放送されました。
今回も恐らくそうなる…と思ったら残り3話を一気に放送するイベントがある様ですね。
公式サイトを見るに、まず一番早いのは何とアメリカ。
こちらのアニメイベント「OTAKON」での放送が8/9(現地時間)と最速。
そしておよそ一週間後、8/17に千葉でイベント上映。
おそらくその後WEB配信があるものと思われます。
少しでも早く見たい人は渡米…はちょっと無理あるにしても、千葉のイベントに応募するのが吉ですね。
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