キングダム2 第2話 『静かなる戦場』 李牧の凄さが分かるかと思ったら呂不韋が巨人過ぎる。

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宰相の策を追認せざるを得ない大王。
秦の宰相ではあるものの独自の軍閥を持つ呂不韋は大王・贏政にとって目の上のたんこぶ。
いつかは倒さなけりゃならない相手です。

今回も勝手に趙国の俊平君を拉致した挙句に交渉人として李牧を要求。
趙王は俊平君愛しさのあまり要求通り李牧を差し向けたという顛末です。
…考えてみりゃ最初から呂不韋の手の内という感じがしますね。

武器なき闘い。
文官による舌戦というと「三国志演義」の赤壁前の蜀と呉の交渉を思い出します。
弱小国蜀と手を組むより、魏と組んだ方が得ではないか。
そういう呉の重臣たちの意見を片っ端から諸葛孔明が論破していくわけです。
しかし今回の状況は更に上を行っている。

何せ李牧といえば一年前に秦の王騎を策に陥れて殺した張本人。
今最も秦国から憎まれている趙国人です。
ハナから交渉が成立するかも怪しい、むしろ「到着即処刑」されてもおかしくない雰囲気での交渉。
いくら頭が良くったってこの雰囲気で卒倒してしまいそうな感じすらします。

死んでもらいます。
のっけから李牧の人物を見極めて危険=処刑を宣言する呂不韋。
まあこれが交渉開始の合図でしょうね。
殺されない為に李牧は秦に何らかの利益を提供しなきゃならないと。
それも李牧の命より重い何かをです。

ここで李牧が取り出したのが地図。
更に自身が「秦国の宰相になったつもり」で話を始めます。

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…つまり、同盟?
西国である秦が中央に覇を唱える為には東の弱小国韓を攻めるのが一見正しく見える。
しかしいくら小国でも韓は滅びない、と李牧は断言。
この国が秦の進出に蓋をしている格好になるので、魏と趙がこれを維持するために援軍を送るからです。

だから秦が最初に攻めるべきは魏。
魏が韓を支援できないほど弱体化した暁には、趙はノータッチ。
両国纏めて平らげろという案です。

他方で趙は東西を燕と秦に挟まれて、常に二正面作戦を強いられがち。
そこでまず燕を倒して一方の憂いを解消する。
その間秦には不干渉を要求するわけです。

この前まで戦っていた両者が互いの目的のために盟約を交わす。
つまり軍事同盟を結びましょうという提案でした。

李牧の命より重い、秦の取るべき道。
それを提案してきた訳ですね。
これには秦の重臣たちもビックリ。
武官は「趙と同盟なぞ!」といきり立っている。
このアイディアは軍人には容易に出るものではない事を表しています。

悪くない話であり、理屈で納得できる秦の連中はおおむね同意。
しかし呂不韋はまだ納得しないと。

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ふっかけるのには訳がある。
元は商人の呂不韋だけに、相手の提案を鵜呑みにする事は無いと思ってた。
一見得に見える交渉=実は相手のほうが遥かに得な事が多いですからね。
まだ李牧の命のほうが重いと言った上で、戦略上の要衝の城をくれと言い出しました。 

即答出来ませんので本国に帰って…なんて言い逃れは通じない。
そもそも俊平君を抑えている時点で李牧に勝ち目はなかったと。
まあそれを差し引いても呂不韋の交渉力は李牧を上回っている気がしましたが。

舌先三寸で重要な城をもぎ取ってしまった呂不韋の才覚恐るべしです。
しかも彼は秦国にとって獅子身中の虫。
本当に彼を倒せる日が来るのか、なんか絶望的な力量の差を感じましたね。
というところで次回です。

次回はキングダム2 第3話 『嵐の祝宴』です。 

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