やっぱり超美人。
誕生祝いにアポ無しでバジーナの家を訪れた桐乃達。
住所は以前宅配を貰った時に知っていたと。
しかし部屋が何号室か分からず立ち往生。
そこにやって来た挙動不審の美少女。
そうです、彼女こそ沙織・バジーナこと槇島沙織の本当の姿。
でも女性で180cmってあんま居ないと思うんです。
身長でまるわかりだと思いますね。
アニメでは第1期9話でチラッとネタバレ。
原作ではここでようやく沙織の正体が判明するんですが、アニメでは先行してちょっと公開されていましたね。
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第09話『俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない』
のこのシーンです。
加えてアニメでは省略されていましたが、沙織の正体は超のつくお嬢様。
このマンションは槇島家の所有物でマンション丸ごと子供部屋みたいなもの。
部屋番号が無いのは全室沙織の部屋だからです。
オタサークル「Pretty Garden」。
元々沙織はアキバ系オタクと縁もゆかりもなかった。
行動派である7歳年上の姉に連れられていった先がここ。
元々このマンションを使っていたのは姉の香織とその友人たちでした。
男性一人、女性三人というメンバー構成が現在の沙織たちと被りますね。
特に男、真田信也は京介そっくり。
元中二病だったらしく、仲間の漫画のネタにされて嫌そう。
その漫画家志望の多彩なペンネームを持つ少女。
劇中では本名「彼方」としか紹介されていませんがエンディングにフルネーム載っています。
来栖彼方。
因みに彼女、妹がいるそうですってもしや…。
そして黒髪ツインテール。
このメンツの中で一番影が薄かったですがその名前はやはりエンディングで出ている。
星野きらら。
あれ、これもどっかで聞いたことありますね。
どうもこのサークル、オタクの梁山泊とか松下村塾とも言うべきメンバーが揃っているみたいです。
真田信也以外のその後はこのアニメ見てると何となく想像つきそうです。
そして真田が今何をやっているのかが気になります。
やっぱりオタク業界のどっかに居そう。
虚弱なお嬢様がテンプレオタクに染まるまで。
遊んでやる!と沙織を連れてきた香織ですがあとは放置。
いきなりオタク世界に放り込まれた沙織は右往左往。
そんな彼女に手取り足取りオタクのノウハウを教えてくれた師匠あるいは元凶が彼方。
ぐるぐる眼鏡にオタファッション、そして「ゴザル」口調。
間違いなく沙織・バジーナの原型とも言うべき存在ですね。
こうしてオタク事情に詳しくなった沙織は楽しい時間を過ごせるようになる。
しかしそれは長くは続かなかった。
突然姉の香織が結婚して外国へ、やがて他のメンバーも去ってしまったからです。
傍若無人、でもキーマン。
まあ現実にもこういう人居ますよね。
言い出しっぺというのは強引な性格をしているものですし。
姉・香織が居たからみんなが集まってきた。
沙織ではなく香織の妹だから付き合ってた。
抗議に行った外国で姉・香織にその事をズバリ指摘されてしまう。
くやしいけどもごもっともな物言いに奮起した沙織。
彼方から託されたぐるぐる眼鏡を装着し沙織・バジーナに変身。
今度は自分が中心になってサークルを作る。
これがSNSコミュニティ「オタクっ娘あつまれー」に繋がるわけです。
姿形は彼方の真似、やってることは姉・香織の模倣。
端から見るとやりたい放題でお金にも困っていない沙織・バジーナ。
おまけに美人と二物も三物も持っていそうな彼女ですが、内部はコンプレックスのカタマリ。
でも桐乃や黒猫、そして京介たちは間違いなく彼女が自ら集めたメンバーです。
だから香織がアッサリと嘗てのメンバーを集めてやってきても対抗できると。
単に主催者だからという訳ではなく、このサークルは沙織のアイデンティティそのもの。
彼女にとって桐乃達がどれだけ大切な友人であるかが分かります。
そんな桐乃達が自主的に誕生日を祝いに来てくれた。
そりゃ感極まるってものですね。
という訳で次回です。
原作と序盤の流れが違う。
マンションを訪れた京介たちはいきなりエアガンで襲撃を受ける。
ランボーの如き戦闘服に身を包んだ女性は自らを沙織の姉・香織と名乗る。
でもこれ沙織の変装だったんですよね。
いきなり素顔晒すのが恥ずかしかったから。
30分で纏めると説明がややこしくなりそう。
なのでストレートに沙織出してきたんだと思いました。
お陰で肩にストックを乗せたり「その綺麗な顔をフッ飛ばしてやる!」という「ちょろいもんだぜ」ネタもなくなってしまいましたが。
次回は俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第4話 『俺の妹のライバルが来日するわけがない』です。
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