魔界の位置が判明。
これまで勇者も転移呪文でしか行って無かったので分からなかった。
魔界は人間界の地下に存在した。
別次元とか異世界じゃなかったんですね。
どうやら地下にも太陽があり、そして重力は逆。
勇者が魔界に出た途端落っこちたのはその為でしょう。
つまり同じ地面にに表は人間、裏は魔族が立っていたと。
ゲーム「ドラゴンクエストIII」で地上から地下に移動した時を思い出します。
そして一目散に魔王の城へ向かう勇者はそこで変わり果てた魔王と再会する。
見た目は全く代わっていません。
しかし中身は別物。
儀式によって歴代の魔王に意識を乗っ取られてしまい、万が一の「保険」だったメイド長の攻撃も通じない。
三正面作戦+α。
元々冬の王国は中央諸国との戦争に備えていた。
そこに魔界からも進軍の知らせ。
両者は水と油ですから、示し合わせたとは思えず単なる偶然でしょう。
加えて危機感と復讐心を募らせた白夜の国からも片目司令官に率いられた軍が侵攻。
まったく不幸にはお友達が多い様で。
これ撃退するのも骨でしょうに、その上犠牲を出来るだけ出さないように戦おうとする。
手加減して勝つとかかなりの無理ゲー。
そして勇者にとって一番の問題は…魔王。
儀式を終えた彼女は歴代の魔王に精神を乗っ取られて色んな意味で殺る気マンマン。
声が「ドラゴンボール」のフリーザで有名な中尾隆聖とのステレオになってますね。
これだけでえらい強くなった感があるのですが、実際強い。
メイド長の攻撃も通じず「万が一の時は殺してでも阻止」どころじゃありません。
ようやっと登場した女魔法使いと青年商人と珍道中の火竜公女。
魔界軍を全員転移させてしまうってどんだけ凄いの。
女魔法使いの魔力ってどうなってるんでしょうね。
因みに彼女、容姿がコロコロ変わるけど多重人格なんだろうか。
そして容姿以上に服装まで変化するのは何故だろう。
一方で前回ひょっこり人間界にあらわれた火竜公女は青年商人に帯同。
最初は単に人間界に興味が出たとか、社会勉強に来たのかと思ってた。
青年商人は冬の国を通過して、魔界との商売を画策。
彼女はビジネスパートナーという訳ですね。
そして遂に火竜公女がツノを露わにした。
角にも髪が生えているのかと思ったら、髪型でツノを隠していたんですね。
実際はピンクの鹿角っぽい。
かなりキツい状況ではありますが、何とか対処している冬の国。
あとは魔王を正気に戻せるか…って予告が思いっきりネタバレっぽい。
勇者ひさびさの活躍が見られそう、というところで次回です。
次回はまおゆう魔王勇者 第12話(終) 『待たせたな、わたしの勇者 寝坊しすぎだ、おれの魔王』です。
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