機動戦士ガンダムUC 第6話 『宇宙と地球と』 フル・フロンタルの「サイド共栄圏」構想はアリだと思う、そして最終話EP7は2014年春!?

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先日劇場でEP6を鑑賞。
平日狙って行ったのに混んでた…。
人気の程が伺えます。 

遂に「袖付き」の最終目標が判明。
ラプラスの箱を手に入れて、フル・フロンタルはどうするの?
作中最大の謎が遂に明らかになりましたね。
ラプラスの箱が強力な兵器ならわかりますが、未だに謎のまま。
ただ政府が転覆しかねないものとだけしか分かっていません。

袖付きが目指しているのはこの箱を使ったジオン共和国の自治権の延長。
現在スペースコロニーの中でジオン共和国だけが自治を認められている訳です。
恐らく独立の火種を抑えるための配慮でしょう。
しかしその権利もU.C.100に消滅。
地球圏は再び地球連邦の元に再統一されるという流れです。

稼ぐのはコロニー、使うのは地球。
資源や食料を生産する拠点は既にコロニーに移っており、地球はこれらを「輸入」することで需要をまかなっています。
でも政治の中心はあくまでも地球。
この歪な現状に憤りを感じているスペースノイドは多いと。
対等な権利を獲得せねば宇宙が地球を養う構造は永遠に変わらない。

こちら銀河英雄伝説に出てきた地球統一政府と似てますね。
資本と金融、そして政治だけで植民諸惑星を支配している現状に植民星は反発。
しかし議会は地球中心だったので言うがまま、なすがまま。
いわば地球はコロニーに寄生してワガママばっかり言っているニートみたいなもんです。

共存共栄は互いに歩み寄らないとダメ。
これは日本の現状とも似ていますが、
戦争は良くない、だから仲良くしなくっちゃ!
という話は2つの国がそう考えて、互いに歩み寄ろうとしなきゃ意味が無いんです。
友情とか恋愛と一緒で、国家の友好も片思いじゃ成立しない。
一方だけで「仲良く!仲良く!」言っても全く意味が無いと。

自分にも希望があるように、相手にも要求がある。
飲めるところと飲めないところの妥協点を探るのが国家間の友好というもの。
相手の要求だけ全部飲むのは友好関係とは言いません。
ただの言いなりですね。
地球連邦はあくまでも自分が上、コロニーが下という姿勢を崩しません。
これじゃ対等な交渉など望むべくもありません。

バッシングからパッシングへ。
その反発と交渉の余地なしという状況が戦争を生むわけです。
話してダメなら、戦って勝ち取るしか無いと。
それが嘗ての一年戦争=ジオンにとっての独立戦争であり、二度に渡るネオ・ジオン紛争でもあります。
しかしフロンタルのやり方はこちらとは違いました。

交渉によって自治権を延長。
延長された期間にコロニーや月との連携を強め、地球を孤立させてしまう。
歴史も経済も地球抜きで進むようになり、やがて地球は忘れられていく。
言わば経済封鎖や逆鎖国といった方法です。
対象を半ば鎖国された状態にしてしまうと。
バッシング=戦争を止めてパッシング=シカトすることで地球を封じ込めてしまう。

この方法自体は正直アリだと思います。
戦争するよりも余程現実的な方法です。
相手に妥協する気がないなら交渉の余地は無いですし。
やり方が地味でテレビ映えしない事以外、難点は見当たりません。

正しい認識≠正しい行動。
しかし発想は良いとしても実行者に問題があると上手くいかない絵に描いた餅となります。
元々ジオンの思想だって悪くなかったけど、結果的にコロニー落としや毒ガス攻撃をして正当性を失ってしまった。

フロンタルも同様の事をやらかしてしまったんですね。
袖付きは形としてネェル・アーガマを占拠しました。
フロンタルが一時レウルーラに戻るにあたり、代理として残したのが何とアンジェロ。
この人選ダメだろ。
よりにもよって反連邦の最右翼に後事を託すとかあり得ない。

案の定彼は高圧的な言動でネェル・アーガマクルーの反感を煽りまくります。
せめてジンネマンだったらまだ良かった気がしましたね。
結果としてオットー艦長を覚醒させてしまったのは最大の失点でした。

黙ってろ青二才!!
この野合部隊が連邦軍の哨戒機に見つかった時、アンジェロは躊躇なく撃墜を進言。
銃まで突きつけて強攻策を押し付けてくる。
やはりお前らはテロリストだ、テロリストと交渉など出来るか!!
オットー艦長に気圧されるアンジェロ、胸がスカッとしたのは自分だけじゃない筈ですね。

こうなると数の上で多いうえ、陸戦のエキスパートたるエコーズまで居るネェル・アーガマクルーが圧倒的に優位。
結局袖付きの連中は這々の体で追っ払われることとなります。
一時ジンネマンがそれでも袖付きに協力しようとしますが…娘たるマリーダの言葉にホロリ。

妻子を惨殺された彼の憎しみと後悔は一生消えることはありません。
それでも今居る娘を大事にして前向きに生きなきゃいけない。
ミネバの言葉すら届かなかった彼を動かすのはやはり娘の一言です。
こうして袖付きとミネバ一党が分裂。
最後のポイント向けてネェル・アーガマと袖付きの競争が始まった所で次回です。

政治劇中心、戦闘は少なめ。
冒頭に袖付きVSドゴス・ギアを持ってきたのは少ない戦闘シーンを補うためという感じがします。
そんな訳でMS戦は少ないのですが、それでも一般兵が気を吐いたりしていましたね。

リゼル分身の術。
袖付きが去って代わりにやってきたユニコーンガンダム2号機、バンシィ・ノルン。
駆っているのはすっかりやさぐれてしまったリディ・マーセナス少尉です。
目つきが悪くなった一方で自信家となっています。
バナージは乗りこなしている、俺もやってやるさ。
バンシィに対する不安も、ガンダムに対する反発も無くなっている様に見えます。

これに対するはリゼルとジェガンの一般兵コンビ。
近づくやいなやダミーを一気に放出。
一瞬リゼルが高速で分身したのかと思った。
元々の性能が違いすぎるので叶いませんでしたが、この意表を突く戦いにはビックリさせられました。

そしていよいよバナージ駆るフルアーマーユニコーンガンダムと激突。
したところで終わるのは読めた。
だって無茶苦茶気になるじゃないですか。
そしてそういう所で切れるのが「機動戦士ガンダムUC」であると。

エンディングに続き現れる最終話EP7が「2014 SPRING」という表記。
一年後かよ、半年後じゃないのかよ!!
…ようやく春めいてきたと思ったら、ちょっと心が寒くなってしまいました。
まあ、待ちますが。


公式サイトウィキペディア / 公式Twitter(#g_uc)

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今回も見どころ一杯じゃないか!

コメント(2)

今回はオットー艦長がかっこよかったです( ゚Д゚)

ほんとよくやったよwww
これまでは手抜きな艦長ってかんじだったけど
今回は男には男のすべきことがあって女にもそれがあるってかんじだねー^-^

オットー艦長の覚醒はVガンダムのゴメス艦長を思い出しました。

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