貴方の騎士を目指しています。
そうだったの!?
春雪の目標が唐突に出てビックリしました。
待ち伏せを警戒したのに待ち伏せ。
能美が仲間を呼べない様に何度も待ち合わせを変更してバーストリンク。
でも彼のやりくちは物理攻撃より心理攻撃。
現在パートナーとなっている千百合を敢えて春雪達に帯同させたのはその為でしょうね。
まず目の前に居ることで千百合を助けなきゃ、と焦りを誘える。
加えて彼女は本当に味方なのか、どこかで能美と通じているんじゃなかろうか。
信じると決めても疑念は出るでしょう。
開始早々飛びかかった春雪が能美に手を貸す「ブラック・バイス」に拘束されてしまう。
これを危惧して何度も対戦場所を変更したはずなのに。
加速世界で戦うバーストリンカーは基本的に示し合わせないと狙った相手とブッキング出来ません。
しかしこのブラックバイス、加速世界で減速が出来る能力の持ち主だった。
つまり一度加速した後、減速して目標となる相手の待ち伏せが可能。
スカーレット・レインや拓武の様にポイントを何度も消費してシラミ潰しにする必要は無いという事みたいです。
相手の裏をかく手腕は能美のほうが上手ですね。
槍が剣に。
そんな訳で拓武の出番、覚えたての心意を披露してくれました。
それが槍を剣に変える事。
何かサンライズのロボットみたいなポーズが中々格好良いです。
能見は剣道部の対戦では一度も負けなかったと豪語、剣での戦いに応じます。
それズルしてたからじゃん。
と思ったら案の定、拓武有利に進みましたね。
このまま倒せるのではと期待したのですが、能見が千百合を人質に取ってしまった。
新必殺技の披露は主人公最大の見せ場。
しかし拓武は主人公では無かった。
無抵抗になった拓武は能美の手にかかってバラバラにされてしまう。
これで脱落とかつくづく報われない。
春雪と拓武、二人の問題だけに協力して能美を倒して欲しかった。
走ってきたんだ!!
やりたい放題の能美に対し春雪は根性で拘束を突破。
しかしそこで倒れてしまう。
ダッシュして、捕まって、拘束外したけどそこまで。
春雪の見せ場がまるでありません。
そんな時やってきたのが騎兵隊ならぬ黒雪姫先輩。
どうやって来たのは分かりましたが、何故この状況と場所が分かった!?
ともかくもこれで逆転なるか?というところで次回です。
一長一短。
最終決戦に黒雪姫が不在というのは物足りない。
かといってこの件は春雪と拓武が、
先輩が帰ってくる前にカタを付けよう!
そういう決意で臨んでいた。
能美を倒して、黒雪姫先輩が戻ってきた時、
なにか変わったことがあったか。
いえ、特に何も。
薄々事情は知っていたけど、黒雪姫は何も言わなかった。
なんてオチになるかと思ったらあっさり来ちゃいました。
せめてお互い瀕死になるまで戦って、最後の一撃が欲しい時に出てきて欲しかった。
春雪と拓武アッサリ敗北→黒雪姫が出てきてこれをひっくり返す。
だと「最初から黒雪姫が居れば良かった」と思ってしまう。
二人の決意は何だったのという疑問が残ります。
能美の自分語りは要らない。
コンプレックスが力の源である以上、能美にも何らかのトラウマがあるのは分かっていました。
でもあれだけやりたい放題やって、
僕だって可哀想なんだよ~~~。
という自分語りされてもあまり同情できない。
一見碌でもない奴に見えた能美だけど、兄弟でリンカーやっている相手の弟にだけは寛容だった。
能美らしくない行動に一緒に居た千百合は違和感を覚える。
なんて事があればまだ「人にはいろんな面があるんだね」という伏線にはなったでしょうが。
次回は、アクセル・ワールド 第24話(終) 『Reincarnation:再生』です。
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