この状態で好きな人にキスが出来るのか。
元旦那(幽霊)をサンドイッチ。
俺の屍を越えてゆけって事でしょうか。
前回の告白から一週間そのまんま。
あれ本気だったの?
六花さんが混乱するのもごもっともです。
でも続きがないのは単に葉月がヘタレなだけじゃなかった。
近づこうとすると常に旦那が邪魔をする。
六花ちゃんを幸せにしてみせる、彼女を絶対に渡さない!
いや、幽霊なんだし無理だろうと。
そのうち葉月くんとセックスしたりすんのかな。
彼女は大人なんですから、付き合う→いずれ肉体関係にというのは自然の流れ。
旦那の妨害にもめげず「外に連れ出してしまえばこっちのもの」と誘いをかける葉月。
そして応じる六花に篤大ショック。
地縛霊め、指を咥えて見ているがいいと反撃開始です。
デートするうちに枯れていた色気が蘇ってくる六花。
現金なものねと自嘲しつつもその想いは加速して自ら手を取る…だけじゃなくてキス。
展開早いなと思うけど、溜めが長かったから良いんじゃないでしょうか。
でも二人で餃子食ってたら臭いとか無いと思う。
それより葉月のヤニ臭さが気になるんじゃないかと。
生別ならともかく、死別した旦那の悪口はNG。
追ってくるなと言ったのに追ってきた。
まあ葉月にも勝算はあったでしょう。
何せ六花からキスしてきたんだから。
ところが六花の家となると篤の霊が居るわけで妨害が復活。
それが冒頭のサンドイッチ状態。
前の旦那なんて忘れさせてやる。
幽霊に言ったつもりがムードぶち壊し。
元妻には姿も声も聞こえないのに、関係ない自分には見えるし聞こえてしまう。
この煩わしさがハンパありませんね。
篤してやったりです。
助けられない男と名前を呼ばれない男。
六花と葉月の年齢差は8歳。
年齢差から早まった感を加速させる六花ですが、寝冷えして風邪を引いてしまった。
フラフラの六花に対し篤は手を貸すことも出来なければ、アドバイスも届かない。
元旦那としてはかなりきつい状況です。
そして悲痛な叫びに目を覚ます葉月。
やはり二人は何らかの力で繋がってるんでしょうか。
矢継ぎ早に指示を出す篤。
一時的な協力体制に見えますが六花のうわ言に空気が重い。
ごめんね、島尾くん…。
手を貸しているのに名前を呼ばれない葉月。
名前を呼ばれているのに助けられない篤。
何とも胸が痛くなる状態で次回です。
ギャグとシリアスの使い分けが秀逸。
笑って良いのか悪いのか困惑させられるのが心地良い。
そしてラストの無常観がたまりません。
回想では離婚を申し出るなど突き放すような態度を取っていた篤ですがやはり未練タラタラ、当然です。
先に死ぬのと残される方どっちが辛いのか。
そりゃ化けて出なけりゃ残される方に決まってるけど…なんとも難しいですね。