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・▼記事▼:『Fate/Zero』衛宮切嗣のトンプソン・コンテンダーが大日本技研より発売。
参考
・西野公平Twitter(#)
息の長いコンテンツ。
多少銃器の知識があることから、上記の記事を書いたのですが、こちら今でも一定のアクセスがあります。
書いたのは11月ですが今でも見てる人が居る、非常にありがたい話です。
これに気をよくした&調子に乗って、もう少しトンプソン・コンテンダーの話をしようと思います。
あまりFate/Zero本編とは関係の無い「トンプソン・コンテンダー」中心の話になりますので興味のない方はスルー願います。
世界の拳銃と西野公平のC.A.T.Sとカウボーイ・ビバップ。
私がトンプソン・コンテンダーの存在を知ったのはこれらから。
最初の「世界の拳銃」というのは光文社の文庫本。
しかもこの銃が紹介されていたわけじゃなく、合間に挟まっているハードボイルド作家・大藪春彦のコラムに写真付きで出ていたんです。
・銃身を交換することで25種類もの弾を撃ち分けられる。
・メタリックシルエットハンティング(鉄板で作った家畜の的を撃つ)用。
・中折れ式だがムチャクチャ固くて排莢が大変。
という話をしていました。
扱いとしては小さかったのですが、オートでもリボルバーでもないその拳銃に興味が湧きました。
将に必殺武器。
次に後者の西野公平著C.A.T.S(キャッツ)。
紛らわしいですが北条司「キャッツ・アイ」や園田健一「ガンスミス・キャッツ」とは違います。
その昔「コンバットコミック」という戦争漫画ばかり載せている漫画月刊誌がありました。
ミリタリーマニアに有名な小林源文もここで漫画書いおり、こちらで連載されていた漫画です。
C.A.T.Sとは(Civirian Anti Terrorism System:民間対テロリズム組織)の略で、民間の武装警備会社です。
ここに所属する女性ながら傭兵上がりの凄腕のボディガード、ユウキ・Kが主人公。
・コミックターミナル>C.A.T.S. 《キャッツ》(1巻)
・コミックターミナル>C.A.T.S. 《キャッツ》(2巻)
確か2巻だったと思うのですが、トンプソン・コンテンダーを使う殺し屋が出てくる。
その強力な弾丸は防弾チョッキを貫通して命中するのですが、急所は外した。
そう安心していたら要人が死んでしまった。
実は弾丸に溝を彫った上で青酸カリの結晶を埋め込んである毒矢ならぬ毒弾だった。
ガード不能で猛毒効果付与というとんでもない弾を使う銃として描かれていました。
単純で頑丈な分強力&特殊な弾丸が使用できる、その特性に目をつけたチョイスという訳です。
こっちでも特殊銃扱い。
お次はカウボーイ・ビバップ。
劇中でモデル名を明言してはいませんが、特殊な弾薬を使用して中折れ式の姿はトンプソン・コンテンダーそのもの。
作中で大災害とされているゲート爆発事故。
月が欠け、地球に隕石が雨あられと降り注ぐ結果となったこの現象で不老不死になった少年。
彼を倒すための特殊な弾丸を発射する銃として主人公スパイクが使用します。
デジコンと華山と大日本技研。
現在トンプソン・コンテンダーのトイガンを作っているのはこの三社。
・デジコン(デジコン・ターゲット8インチ名義)
・華山(華山ターゲット名義)
・大日本技研>トンプソン・コンテンダー Fate/Zero仕様
因みにデジコン製品と華山製品は18才未満販売禁止ですのでご注意下さい。
オススメははデジコン製品。
一番買いやすく、トイガンとしての完成度が高いからです。
こちら8インチと20インチの二種類があり、Fate/Zero効果か切嗣の持っている8インチモデルは品薄状態です。
華山は売ってない。
こちら台湾のメーカーで、デジコン製品をほぼ丸パクリしたもの。
実際両者のパーツには互換性があったりします。
ただ日本にはまず売っていません。
素直にデジコン製品を買ったほうがいいと思います。
大日本技研は技術が必要。
Fate/Zeroのスタッフに作画資料として提供しているぐらいなので、最も切嗣のトンプソン・コンテンダーに近いモデルです。
但しこちらガレージキットと言って、大量生産品ではありません。
プラモのようにバラバラで、組立には知識と技術が必要。
更に素組だと無稼働、つまり動きません。
こちらデジコン・ターゲットを組み込んで稼働させることが出来ますが、更に技術を要します。
ガレージキットは作成を代行してくれる場合もあるので、ショップと相談するのも手です。
ギミックが楽しい。
上記のトンプソン・コンテンダーですが、ギミックが楽しいです。
私はこれを「弾も出るモデルガン」と見做していました。
何しろ一発ごとに弾込めが必要なので、サバイバルゲーム等には全く向いていません。
その代わり中折れ、装填、排莢などモデルガン的な楽しみ方が出来て良かったです。
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