薫あざとい。
千太郎が美女に夢中になればお邪魔虫は居なくなる。
でも実はおじゃま虫は薫自身だったというオチ。
そして意気消沈する律子を見た薫が更に動き出す。
なんか久しぶりに、
まともに恋愛しているアニメを見た。
って気がしました。
何もしない主人公に美女美少女が寄ってくるなんてまず無いですもんね。
千太郎は超ウブ。
助けた女性が同じ学校の先輩「深堀百合香」であるといち早く情報収集する薫。
一方で千太郎はどうしたら良いかまるで分からない。
これが恋煩いか・・・。
今まで女に惚れた事無かったのね。
つまり律子は女扱いされてなかった。
これに対し薫がグループ交際を提案。
千太郎と百合香をダシに、自分は律子と仲良くなっちゃおう。
まさに一挙両得な作戦。
薫の恋愛巧者っぷりに感心しきりの千太郎。
お前本当に不良か。
最初からあんまり不良っぽくなかったですが。
ダメダメに見えた千太郎ですが。
百合香を待ち伏せしてお誘いするのですが、あまりに酷くて薫がフォローにやって来る。
こいつに誘って欲しいと頼まれまして。
千太郎が薫のせいにして逃げた。
それでもOK貰えるんですから、中々積極的なお嬢さんです。
そして当日は百合香のワンピース姿を一目見ただけでカチコチ。
全く先が思いやられる展開です。
ところが百合香が山道でスリキズを作ってしまい、千太郎即座にフォロー。
その後は意外と上手く行っているように見えました。
しかし薫は一番大事な事を見落としていた。
律子の心が沈みきっている事に。
本番なんだ。
ここで薫は律子にとんでもない事をしている事に気づく訳です。
この事が原因で千太郎と諍いを起こすのですが、
今更千太郎に「律っちゃんはどうするんだ」何て言えるはずもありません。
増して自分が惚れてるのに。
更に問題なのは、薫も百合香が好きと誤解されていること。
二人の喧嘩の原因は百合香の取り合いだと律子は思っている。
百合香の洗練された美しさに、女として劣等感を感じているわけです。
これに対し薫は律子の前であるピアノ曲を演奏する。
・ビル・エヴァンスの「Someday My Prince Will Come」
いつか王子様がやって来る、少女の夢を表すタイトル。
百合香さんに聴かせる練習なのね、とまたも勘違い。
違うよ、これが本番だ、僕が好きなのは律っちゃんだ。
ハッキリクッキリ言ったところで次回です。
薫さんカッケーっす。
普通なら薫がヘタレて「ですよねー」で誤魔化しそうなものです。
しかしこのボンはハッキリ好意を表しました。
告白が第一目的ですが、律子に自信を持って欲しいという気持ちもあるでしょうね。
百合香の所為ですっかり自信喪失してましたから。
千太郎のことがあるので答えは保留したものの、律子の気持ちに変化が訪れるでしょうか。
こんな所で切られたらそりゃ来週が気になりますね。
尚、次回予告はありません。
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