まさかの菜々子死亡。
これにはビックリしました。
まさか子供それも小学生を死なせるとは。
当然堂島は怒り心頭。
怪我の体を押して生田目の病室に押し入ろうとする。
これは二重の意味できついです。
菜々子を失った上に自身が犯罪被害者の遺族になってしまった。
その上捜査からも外されかねない。
被害者の身内だからです。
陽介の友情は本物。
あいつをぶっ殺してやる!
そう意気込んで鳴神たちも病室へ訪れる。
当然生田目はリンチの気配にびびりまくりです。
でも手にかけようとすると千枝が止めてと言い始める。
この時は「気乗りしない奴は出ていけ」と言った陽介が頼もしかった。
菜々子を守るためなら、そして仇を討つ為なら相手を殺すことすら厭わない。
ある意味登場人物の温度差が出たシーンです。
テレビに入れてしまえば殺人は立証できないし、死体も残らない。
そう言った鳴神ですが、やれないのは何となく分かりました。
入れるじゃなくて入れられる。
殺すじゃ無くて殺される。
脅迫状の文言が他人事である事に気付いた鳴神。
クールダウンさせてもう一度生田目の元を訪れました。
ここまで来て意外ですが、生田目には本当に殺意がなかった。
まず第一の殺人である山野アナ。
彼女がマヨナカテレビに出演、その後殺害されたことを知った生田目。
これは拙いと行動を開始したわけです。
状況としては鳴神たちと一緒。
増して生田目は素行の面で更に信用が無い。
警察が相手にしてくれるはずもなかった。
第二の殺人である小西早紀の場合はマヨナカテレビに写ったことを知って本人に忠告。
無論聞いてくれないどころか、また女に迫っていたという悪評を被ったと。
正義感はあったけどそれまでの素行が最悪。
増して怪奇現象だけに誰にも信じてもらえない。
そこで考えたのが、テレビに入れて保護しよう。
でも結果は逆と最後まで意欲と結果が反比例。
テレビに入れる行為こそが逆に殺害の手助けだったと。
まだ終わらない。
全ては推測になりますが、生田目の証言は信じられると鳴神は考えた様です。
つまり真犯人は生田目ではなく別にいる。
そして死んだ筈の菜々子が蘇生。
こればっかりは最後まで生き返るか分からなかった。
あまりにも雰囲気が重々しかったので。
それでもご都合主義っぽいのですが、どうやらクマが関わっているみたいですね。
自分の正体を知り、何かやったみたいです。
代わりにクマが消えて行きそうな感じになっている。
菜々子が生き返ったことでクマ不在が完全に忘れられています。
もしかして最大の功労者がひっそり消えて行くのか。
そんな別の悲劇の予感がした所で次回です。
ギャグどころじゃない。
先週から徹頭徹尾重々しいシリアス展開です。
まあ人が死んでいるから当然と言えば当然なんですが。
完二ホモ疑惑とか掛かっていた頃が遠い過去の様。
出来れば早めに事件を解決して、最後は明るく終わって欲しいものです。
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次回はPersona4 the ANIMATION 第24話 『The World is Full of shit』です。
原作では生田目を入れるのをやめた後すぐに生き返りましたから、てっきりそのまま死ぬのかと思って見てました。
原作の時もそうですが奈々子が生き返ったのは都合良すぎに感じました。
ご都合主義はごもっとも。
但し終盤まで「生き残りそうにない」雰囲気を出したのは上手かったと思いました。
どうせ生き返るんでしょ、と思われたらダメだと思いますので。
ゲームでは主人公たちの選択次第で奈々子が死ぬENDになったりします。アニメでは分かりづらいかもしれませんが、この作品は各キャラとのコミュニティで死や生きる事に関しての話になっていて、とてもシビアで、しかし心温まる話が多いんです。