宇宙人以上に檸檬が謎。
・あの体格で自動車を運転、しかも誕生日が3月なので取得可能年齢じゃない(ハズ)。
・宇宙人との交渉に長けている。
・宇宙人がどんな道具もっているか知っており使う事が出来る。
手馴れすぎ、明らかに昔会ったことありそう。
更に疑問だったのは今西暦何年なんだって事です。
イチカにも姉のエミカにも「心の風景」がDNAにインプットされている。
先祖が残したらしいですが・・・って先祖!?
もしかしてイチカはみずほの遠い子孫って設定なのか。
そうなると「おねがい☆ティーチャー」から1世紀ぐらい経過しているのか。
現代を装ってましたが、実は22世紀でした。
なんてオチがあるのかもしれない。
レベルFの未開発惑星。
イチカの姉エミカがやってきて無事な姿に大喜び。
しかし現地人(=海人)と恋人関係になってるのに仰天。
あなた連邦法知ってんの!?
激しく怒ります。
SFものの定番設定として、
宇宙人は存在するが、故意に地球人との接触を断っている。
というのがあります。
文明レベルの低い異星人との接触はその星の正常な発展を妨げる。
自力で向こうからやって来るまではみだりに接触してはならないというものです。
その一つの基準として超高速航行(ワープ)技術の獲得が挙げられます。
そりゃ月へ行くものやっとの地球人がいきなりワープ船はじめ宇宙テクノロジーを手にしたら大変なことになる。
∀ガンダムでムーンレイスの技術に驚嘆し、野心に目覚めたグエン・サード・ラインフォードが良い例です。
仮に今宇宙人がやってきたらアメリカが涎を垂らして欲しがるのは間違いありません。
スター・トレック ファーストコンタクト。
SFものの金字塔として有名なスター・トレックもこの基準を採用しています。
こちら映画「スター・トレック ファースト・コンタクト」で詳しく描かれていますので興味の有る方は見て下さい。
概要は以下の通りです。
第三次世界大戦で荒廃した2063年の地球。
アメリカ人科学者ゼフラム・コクレーンが核ミサイルを改造して人類史上初めての超高速航行に挑む歴史的瞬間。
USSエンタープライズのクルーがタイムスリップしてこれを見守ることになるのですが、一騒動起きてしまう。
このゼフラム・コクレーンはエンタープライズのクルーにとって偉人中の偉人なわけです。
我々が織田信長や徳川家康に会ったようなもの。
誰もが目を輝かせ「偉大なコクレーン博士にお会いできて光栄です」
或いは「後世にはあなたの銅像が建っています」
挙句「私の出身校はコクレーン高校です」
などと言ってくる。
コクレーンは単にワープで一儲けを考えていただけだった。
なのに未来人の言う「ご立派なコクレーン」扱いにウンザリ。
やっぱ飛ぶのやめるわ。
宇宙船フェニックス号の打ち上げを取りやめようとする。
これにエンタープライズのクルーは騒然となる。
コクレーンがワープを実現→これを見た宇宙人が人類のレベルアップを確認→接触して現在に至る。
飛ばないと歴史が変わっちゃう!!
何とか説得して飛んでもらおうと四苦八苦、というお話。
何が言いたいかというと。
要するにイチカと海人の接触はタイムスリップして歴史を変えるに等しい事なんです。
これにより地球人は現在の文明を遥かに凌ぐ知識と技術をある日ポンと与えられる様になる。
石田三成が機関銃持っていたら関ヶ原で負けなかった。
なんて事になりかねない。
私は何も悪いことはしてないわ!
愛があれば何でも許される、という状況ではない。
というかイチカだって最初は守ろうと必死だったのに居直ってるだけです。
後の祭りなんですが、そもそもイチカに地球渡航が認められたのが不思議です。
彼女は任務を帯びていたわけではなく、単に「心の風景が見たい」物見遊山で来ただけ。
未成年(多分)の民間人が何故未開発惑星に来れたのか。
ここが不思議でしょうがありません。
もしかして密航?地球に来た時点でいくつもの法を犯していることになるんじゃないのかな。
下手すりゃイチカの一族全員死刑クラスの重罪じゃないのか。
やはり檸檬は格が違った。
海人達は宇宙人と戦ってでもイチカの回収を阻止しようと息巻いている。
法的にも実力的にもまるで説得力はありません。
若いというより無謀。
そう思っていたら檸檬が意外な提案を持って来ました。
DNAに地球の風景がインプットされていたのは何故か。
イチカたちの先祖は地球人と接触していた。
その為わざわざこんな細工をしたんじゃなかろうか。
接触の痕跡を見つければ「先例がある」ということで再考の余地あり。
こうして回収前に証拠を必死で探すようになる海人たち。
突っ走れ!
それらしい場所をようやく見つけたものの、りのんの転移は使用不能。
回収部隊が惑星規模でジャミングを掛けてきた。
つまり相手はもう迫ってる、姉との連絡も途絶してしまった。
何故か車を持って駆けつけた檸檬。
更にユイカから借りた宇宙テクノロジーで回収ロボットを凌ぐことになる。
まず哲朗と美桜が囮役として別行動。
この二人最後にくっつきそうですね。
次に第二の囮として柑菜も車を降りていく。
やはり彼女はぼっちなのか。
それでもやって来たロボットに対し車から腕が生えて応戦!!
明らかに地球じゃないテクノロジー持ってる気がする。
果たして二人は思い出の地へ辿りつけるのか?というところで次回です。
同一人物?別人?
正直結末よりも檸檬の正体が気になってしょうがなかったです。
彼女イコール苺ならもっと証明簡単そう。
やはり似ていてもあくまで別人、恐らく子孫でしょうか。
地球が接触可能になるまで何百年も掛かる。
この話が出た時はてっきり海人が「停滞」するのかと思いました。
コールドスリープ状態で数百年を凌ぐとか。
そして二人がようやく結ばれた時、友達は誰も居なかった。
なんて浦島太郎は悲しいので、そうならなくて良かったです。
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あの夏で待ってる [Blu-ray] 一覧
次回はあの夏で待ってる 第12話(終) 『あの夏で待ってる。』です。
>コールドスリープ状態で数百年を凌ぐとか
「あの夏」という世界そのものがコールドスリープされた世界かもと思いました。
イチカ達は情報生命で情報という宇宙を移動してきていた。
ジャンプは近場の情報へアクセスする手段。
宇宙船は遠い情報(遥かな過去・未来・別の世界)にいく手段。
かつて遥かな過去(現在?)にイチカとであった海人たちはその記録を残していた。
いつか先輩と出会う(が帰ってくる)ときのために
「あの夏で待ってる」
という映画を作った今イチカはその映画を体験しながら見ている。
きっと結末は痕跡など何もなくてイチカは帰り
海人たちは海人たちの時間での遥かな未来に向けて映画を作り
それが与えられた結末。
ハルヒの無限ループに近い世界。
そしてそれに飽きた海人は檸檬という本来いないはずの人間を世界にいれて
世界を壊そうとした
というエンディングもいいかなと思います。
最終話のラストはOPが流れてでもその全てから檸檬がいなくなった世界とか
>宇宙人は存在するが、故意に地球人との接触を断っている。
世界は終わって始まってを繰り返している派の人間としては
前の世界の終わり、遥かな過去とも言えるし、少し未来とも言えるその時に
あの時、宇宙人と出会わなければよかったと叫んだ、誰かの声が次の世界でデブリになり
あの時、ドラゴンに出会わなければよかった、と叫んだ声が次の世界で文字や絵になり現実と想像に線を引き
そんな風にどこかの魔法少女のようになった誰かが宇宙人(技術)が入ってくるのを妨げているのかなとか思います
こいさん、こんにちは。
>今西暦何年なんだ
これは気になりますね。
海人が使った撮影のカメラは、フジカP300という、1972年発売した品です。
檸檬先輩のカメラも、フジカZC1000という、1979年で発売したもの。
特に思い入れがなければ、わざわざ古いタイプのカメラを使うと思いませんが…
>世界は終わって始まってを繰り返している派
こちらだと輪廻のラグランジェと被りそうですね。
Zaxさんこんにちは。
海人は家にあったカメラをたまたまで説明できるかと。
但し檸檬が苺の関係者なら最新鋭じゃないと変かもしれません。
まさか色違いのラティオスに襲われるとは…。
自分は玖吼理の親戚かと思った。