いきなり霊能力者だと!?
これは新たなヒロイン、しかも妖怪絡みOKの人かと思いました。
よく見ると彼女って的場一門の七瀬じゃないのか。
今回はどうやら過去話みたいです。
最初出てきたときは中学生ぐらいに見えたのですが、次見ると小学生。
なんか背が縮んでないか。
ちょっと気になりました。
え、これがレイコ?
今でこそ問答無用の祓い屋やってますが、昔は相手を選んでいた。
但しそれは家の方針であり、彼女自身は「妖怪なんて全部退治すればいい」と思ってる様です。
理由は夏目と一緒で人に見えないのに自分には見えるから。
やはりというか、学校では変人扱いされている。
居なければ見えるも見えないも無い。
幼い時分でもう極論に達しています。
そんな訳で強い霊能力を持つと噂されるレイコを訪ねてみる。
妖怪の案内で出会ったのは長髪で大柄の優男。
おい、どこがレイコなんだ!
・・・妖怪に人間の名前で女と分かれと言っても無駄でしょうか。
御影さんカッコイイ。
鮮やかな手腕で悪しき妖怪を退けるこの人物の名は御影(みかげ)。
人違いながらも七瀬はすっかり惚れ込んでしまった。
そして持論である妖怪不要説をぶつけてみる。
人も妖怪も自然の生み出したもの。
だから片っ端から狩るのは自然の成り行きに反すると諭されてしまう。
忠義者ですなあ。
以前封印しそこねた妖怪に襲われる七瀬。
またも御影に助けられるのですが、様子がおかしい。
彼の術は身を削って行うもの、徐々に体が蝕まれているんだそうです。
そして聞かされた衝撃の事実。
この家の主は既に亡くなっており、その式が悪しき妖怪に変異するかも知れない。
つまり御影もまた妖怪だった。
主人の遺命で妖怪封じをやってきたけどもう限界という訳です。
好き勝手に振る舞う連中が多い中、随分義理堅い妖怪ですね。
お前の手で封じてくれ。
七瀬の家のものが探すまでもなく御影も自分の限界を悟っていた。
自身を封じるためにレイコに会いに行ったものの、断られたとか。
殺す手伝いは御免被るという事でしょうか。
そこで七瀬に頼むわけですが、当然嫌がります。
慕っている相手を封じるなんて出来ないと。
しかし懇願されてやむなく封印、どうやらこの件で吹っ切れてしまった模様です。
普通逆だろう。
そう思うのですが、妖怪に対し容赦しない性格なったみたいですね。
お前も義理堅いな。
時は移って現代、夏目の元に御影や七瀬と一緒に居た小天狗が訪ねてくる。
知人つまり御影の名を返して欲しいという依頼です。
御影は自分を封印してもらいにレイコに会いに行きました。
頼みを断った挙句、名を奪ったのか。
レイコ傍若無人過ぎるだろ、と言う所で次回です。
七瀬には会わせてやって欲しかった。
いまの彼女を見たら御影は何て言うでしょうかね。
夏目は訳も分からず名前を返しただけ。
視聴者とニャンコ先生のみが全てを知ることが出来るという話でした。
身勝手な妖怪が多い中で御影と小天狗の様な誠実な連中も居るわけです。
何が何でも全滅は良くないですね。
ドクロベエ様かと思った。
少女時代の七瀬を追っかけまわしていた獅子舞みたいな妖怪。
声がドクロベエ様ソックリだけど、滝口順平は去年亡くなってる筈。
こちら杉野博臣という人がやっています。
声質が滝口順平に似ているので、タイムボカンシリーズをやるなら是非ドクロベエ様の後継者になって欲しいですね。
次回は
夏目友人帳 肆 第09話 『月分祭』
です。
御影の言った業の話もあって考えが凝り固まったんでしょう。妖怪をただ祓うのが自分の役割だと考えるようになったのではないでしょうか。
同じ切っ掛けでも夏目なら擁護に回りそうなんですがね。
人によって反応は様々だったという事でしょう。