山田ユリンが可愛けりゃそれでいいんだ!
ミンスリーに到着したフリットは森でいきなり走りだす。
勿論それを咎める大人は誰も居ません。
フリットが追っていたのはノーラ脱出後に別れたユリンだった。
彼女っていつも逃げますよね。
ニュータイプっぽいのに察しが良かったり悪かったりと不安定な娘です。
作戦を立てる合間にユリンと遊びまくるフリット。
またガンダムに乗せてくれる?
兵器はオモチャじゃありませんのでそれはちょっと。
フリットがお楽しみ中なのをエミリーは全く知りません。
彼女はディーヴァを強化したいバルガスのためにマッドーナを召喚。
いつそんな仲になった!?
エミリーの連絡一本で直ぐ来てくれるマッドーナに仰天です。
機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]
偽イワークは追手だった。
ナポレオンみたいなオッサン登場。
彼がミンスリーの協力者にしてユリンの里親らしいです。
せっかく引き取っってやったのに懐かない。
お前は昨日今日出来た家族に違和感感じないのか。
自分から申し出ておきながら、恩着せがましい物言いもダメダメですね。
一方で予告に出ていたイワークっぽい人は連邦の追っ手。
いざ出発となったディーヴァクルーの前に現れてグルーデックを拘束。
脱走させ助けましょう!!
フリットの物騒な物言いに即同意する大人たち。
AGE世界はバカな大人を子供が導いていくという話みたいです、例え間違った方向でも。
そして例のごとく一瞬で呼び出したガンダムに乗り込み、偽イワークを脅してグルーデック奪還。
そこに「止むを得ず」とか「一芝居打って」とか「敵襲撃でウヤムヤ」といった多少なりとも自然さを繕った流れはありません。
僕も私も反逆者。
こうしてグルーデックだけでなく主要クルーまで犯罪者となったディーバの面々。
帰ってみればあっという間にディーヴァの改造も完了。
全てがイージーモードの中でUEの本拠地にいざ出発、というところで次回です。
戦争に勝つためなら何をやっても許される。
非常時を免罪符に主人公がやりたい放題という展開にもの凄い違和感を感じました。
普通それは悪役がやることだからです。
その上で「殺すつもりは無いので抵抗しないで」って言われても。
目の前で犯罪が行われて、治安を守る人間がこれを止めない訳無いでしょう。
これは意図的なものなのでしょうか。
主人公を敢えて視聴者が共感しづらいキャラクターにしている気がする。
もし安直に「ムチャクチャやれば受ける」って考えていたとしたら残念です。
因みにフリット編はもうすぐ終わり。
でも大して話が進んだ気がしない。
三世代百年に渡る戦いというのがAGEの売りです。
単に一年戦争を百年に間延びさせただけじゃないのか。
一年戦争は三ヶ月でもこんな薄っぺらくは無かったですが。
HG 1/144 AGE-1S ガンダムAGE-1 スパロー
次回は機動戦士ガンダムAGE 第12話 『反逆者たちの船出』です。
山田がヒロインすぎて困る。
ガンダムのヒロインはえてして「悲劇の」が付きがちなので心配です。