遂にやってきた最終回。
喜翆荘は続くのか?女将は大丈夫なのか!?
そして上手く纏められるのかなど気になることが一杯ありますね。
緒花メチャクチャ緊張。
対する孝一はリラックスムードでぼんぼり祭りをまわる二人。
明らかに告白しようとして力みすぎです。
私は孝ちゃんが好きです!!
対する孝一から回答はなし。
これ一話の孝一の告白に対する回答なんですね。
だから返事は不要と。
ようやくくっついた二人。
そして空気読んで焼きそばに紅しょうがでハート書いてくれたおっちゃんは出来る人。
見ている方も「やっとくっついたか」と胸をなで下ろした感じです。
ぼんぼり祭り終了、そして・・・。
縁が喜翆荘の閉鎖を受け入れる。
でもこれは終わりじゃない、自分はまだ未熟だった。
いつか力をつけて、喜翆荘を復活させるという決意の表れ。その区切りだった。
自分の弱さを認められる男は強くなれます。
奥さん共々頑張って欲しい。
夏草や 兵どもが 夢の跡。
喜翆荘を閉めるということは、今まで一緒に居た仲間がバラバラになると言う事です。
前もって引退を宣言していた豆爺だけじゃなく緒花、民子、菜子も別の道を歩むことになる。
みんなが去った喜翆荘は物凄くガランとして寂しそう。
昨日までいろんな人がフロントや厨房で忙しく働いていたのに今や無人。
物悲しいですが、永遠に同じままの人間関係はありません。
特に女将にとっては人生の40年あまりがここにあった訳で、感慨もひとしおでしょう。
最後に緒花と女将ふたりだけが残り、やがて緒花も東京へ帰っていく。
女将は皐月から東京へ来ないかと誘われていたけど、これを拒否。
私はここでまた仲居として働くよ。
まだ働くの、やっぱ昔の女性はバイタリティありますね。
最後に業務日誌を手渡され、豆爺の後継者として認められた緒花。
初対面でビンタされたときにはこんな仲になるとは思わなかった。
女将が生きてるうちに縁が喜翆荘を再建し、嘗ての仲間が再集結してくれることを願って止まない。
こうして緒花は東京へ戻っていった、というところでおしまいです。
喜翆荘従業員のその後。
こちら丁寧に描かれています。
豆爺・・・息子夫婦、そして孫に囲まれて楽隠居。忙しそうだったのにちゃんと家庭持ってたんですね。
次郎丸・・・小さい映画館で働きながら、執筆&応募。喜翆荘の顛末を半フィクションで書いたら受けそう。
蓮さん・・・新しい板場での仕事がスタート。あがり症だけに馴染むまでが大変そうですね。
縁と崇子・・・福屋で修行中。貯金して喜翆荘再建に向けて奮闘しているのかな。
巴・・・小料理屋で仲居。ぼんぼり祭りでは次郎丸や蓮さんとくっつきそうだったけど、まだ一人。
結名・・・世界を見たい、という希望から語学の勉強中。やっているのはフランス語ですね。
徹と民子・・・二人揃って割烹料理屋に就職?どこまでも徹を追いかける民子とまんざらでもない徹が良い感じです。
菜子・・・水泳教室のコーチ、将に水を得た魚。仲居でのコミュニケーション能力も生きてるみたいです。
緒花・・・皐月と東京で二人暮らし生活に戻った。半年で二回も転校したけど元の学校に戻れたんですね。
アニメ「めぞん一刻」のラストを思わせる良いエピローグでした。
全員が新生活を始めているのが良いですね。
みんな夢に向かって頑張れ!
そう思わずにはいられない締めでした。
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