田舎の高校の学校祭にしては大盛り上がりの2-A。
何故なら学年ツートップの美少女・結名姫と民子姫が居るから。
他は菜子のクラスのように、一部の人間に押し付けて客に徹するみたいです。
2-A接客班は順調。
結名をリーダーに、緒花をブレーンという配置。
まさに適材適所です。
緒花をリーダーにすると最初は盛り上がるかもしれませんが、どこかで暴走してドン引き。
そんな末路を想像しちゃいます。
喜翆荘の制服を持ちだして和気あいあいと準備が進んでいく。
良い意味で女子が結束していますね。
2-A調理班は暗雲。
リーダーの民子は確かに腕が立つでしょう。
でも社交性は乏しいので、一歩間違えると孤立してしまう。
なんでオムライス入れてくれないの!?
ユキという女性とが猛反発。
民子は単に学校の道具じゃ作れないから、と外しただけ。
オムライスオムライスって何でそんなに拘るのか。
どうやら片思いの男の子に好物のオムライス作ってアピールしようと密かに画策していた。
目論見が崩れてヒステリーを起こしています。
まあユキという子がアホなんですが。
中学からキリトくんなる男の子が好きなんだそうです。
学祭をこっそり私物化しないで、普通に告白してください。
しかもそのキリトという男は修学旅行で民子に告白して振られた。
その様子を忸怩たる思いで見つめていたと。
知ったこっちゃ無い。
好きでもないキリトに告白され、その事でキリトに惚れているユキから逆恨みされる。
民子にとってはいい迷惑です。
そもそもユキに見向きもせずに知りあって浅い民子に告った時点で望み薄じゃないのか。
恋愛は先着順じゃありません。
仮にユキの小学生からの好きでもない同級生が
「俺のほうがキリトよりずっとユキが好きだから」
と告白したら受けるのか、と聞きたいです。
でも対応が拙かった。
民子だって学祭で徹にアピールすることを狙ってるわけです。
ただし民子は自身の及ぶ権限の範囲、ユキはただの我侭ですが。
そこを全く察してやれないのは拙かったですね。
更に民子はモテます。何せ姫ですから。
モテる女子とモテない女子、どちらが多いかと言えば後者。
恋愛絡みの話になると民子はある意味少数派なんです。
民子の言ってることは正しいんですが、味方を増やせない物言いはダメでしたね。
その上仕事の延長と考えている民子と、内心お祭り気分の他の子とは意識に隔たりがある。
これが一気に吹き出して、調理班崩壊の危機。というところで次回です。
ガンバレ水野さん&菜子。
菜子のクラスでは画家の卵である水野の絵を展示。
大人しい二人で淡々と準備が進んでいく。
・・・抽象画ですか。正直素人には評価に困る絵です。
下手すりゃ落書きにしか見えないんで。
実際菜子が絵を上下逆さまにしたり、名前を付けてと言われてテンパってますね。
本人も逃げ出したい様で、やけに「私仕事してもいいです」と弱いアピールしてるのが笑える。
菜子は気づいていないけど、水野さんは一緒にやってくれる菜子が気に入った模様。
じゃなきゃ作品の名付け親なんて頼まないですね。
次回は花咲くいろは 第20話 『愛・香林祭』です。
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