利休の限定品商法。
二週連続休みはキツかった・・・。
今回は千宗易改め利休の商売の上手さと信念が垣間見えましたね。
・利休が心血を注いで創り上げた四角い黒茶碗。
・大大名に献上し、珠玉の逸品であると印象づける。
・次に市井に公開するものの、非売品と称して売らない。
・それでも売って欲しい人物に対しても売り惜しみ。
茶人である前に商人という印象が強く出るシーンです。
しかし利休は単に物が高く売れればいいの人ではなかった。
利休が心血を注いで創り上げた四角い黒茶碗こそ、舶来の名物すら及ばない一番の大名物にしたい。
今焼で古物に勝とうとする意気込みがハンパじゃありません。
そんな凄い茶碗を貰えることになった織部もかなりの高弟と位置づけて良い存在なんでしょうね。
秀吉のキャラソン?
信長ではなく秀吉による敦盛とは何とも珍しい。
明智光秀の「昭和ブルース」に続くキャラソン商法?無論冗談です。
※踊っていたのは秀吉ですが、敦盛を歌っているのは信長でした。
究極のパクリ。
信長や家康と併せてタイプの違う三人と称されることが多い秀吉。
しかし「へうげもの」の秀吉が目指すのは織田信長の模倣を極めること。
その為には真似して、真似して、猿真似しつくしてやるという強固な意思が垣間見えます。
幸い秀吉には弟であり優秀な補佐役である羽柴秀長が居ます。
個人的に秀長無くして猿の天下はなかったと思っています。
信長には彼のような存在が居なかったから中途で終わってしまった感じさえあります。
しかし秀長は病気がち。
残された時間はあまり多くはなさそうです。
朝鮮、明、果ては天竺を攻めるという野望はかなり厳しそうですね。
聚楽第を絶賛建築中。
織部も大名屋敷を構えることとなり、えらく意気込んでいます。
何しろ「数寄の天下を取る」という野望がありますからね。
その為にはと接触したのが絵師・長谷川等伯。
腕は超一流ながら狩野派の独占状態にある絵画の世界で不遇を囲っている人物です。
ちょっと本道から外れた最高の腕、というのがいかにも織部好み。
彼の仕上げた襖絵がどんな仕上がりになるのかが非常に楽しみです。
しかし等伯も織部の好みを理解するのは大変そう。
はにゃーって「おーい!はに丸」かよ?
これとおっぱい茶碗で何を理解しろと言うんでしょう。
数寄者同士でしか分からないセンスがあるんでしょうね。というところで次回です。
タイトルのウーマンって朝日姫なんだ。
秀吉が家康を従えようと、自分の妹を離縁までさせて送り込んでくる年増の嫁です。
あのサルの妹という事と、大年増ということで「姫でありながらあまり美しく描かれることのない」人物です。
不細工・オバサン・陰気臭い。
このアニメでもかなり可哀想な描かれ方をしていますね。
もっとも境遇はそれ以上に可哀想なんですが。
しかしそれは家康とて同じ。
いくら結婚相手を望めない武家社会とはいえ、これ何の罰ゲーム?と言いたくなるような相手です。
それでも必死に契ったのはひとえに徳川家安泰の為。
よよと泣き崩れる朝日姫の気持ちは分からないでもない。
でも家康だって泣きたいんだよ。
必死に慰めて、慣れないギャグまで飛ばしたのに朝日姫は泣き濡れるばかり。
泣いてる顔も可愛くない。
この家康には本当に同情します。
次回はへうげもの 第20話 『わびの大穴』です。
こんばんは、お邪魔します。
やっぱ、2週は長かったですよねww
光秀と秀吉のキャラソンは、万が一出たら
思わず購入してしまうかもしれませんw
>これ何の罰ゲーム?
原作では、しっかり“イタしてる”場面が
描写されて居りました。読者も罰ゲームだったかも(笑)
いつもお世話になっております。
来週から旅行されるそうで、楽しんで下さい。
それにしても二週休みは長かったですね。
>原作では、しっかり“イタしてる”場面が
前回のお茶々は詳細を見れなくて文句言いたくなりました。
今回の朝日姫は省略グッジョブ!という感じです。
朝日姫というと「おんな太閤記」の泉ピン子が凄く印象に残ってます。
いかにも百姓上がりという風体が好きでした。
へうげものの朝日姫はガリガリだったのも驚きでした。
敦盛は信長が歌ってたんじゃないかな?多分
確認しました。
声質変えた江原正士と思ったのですが、信長役の小山力也でしたね。
修正します。
ご指摘ありがとうございました。
へうげものはレビュー書いている人もコメントする人も少なめなので有難いです。
面白いんだけどなー。