特攻野郎松前緒花は止まらない。
修学旅行先の旅館・福洋で仲居が大量離脱。
そこでスタッフルームへ自分が手伝うと突撃。
・・・当然ながら断られます。
好意は嬉しいんですが、福洋としても簡単に受けられないんです。
正式な雇用契約が無いまま彼女を使ったとします。
万が一事故やトラブルを起こしたらどうするのか。
自主的に手伝っているだけなら損害賠償は緒花個人に行くことになる。
企業としても雇ってもいない人間の不始末まで責任負えないんです。
次に土産物屋で辞めたバイト連中を見つけて突撃。
「アイスの組み合わせが有り得ない」と言うその理由が有り得ない。
更にどうにも福洋の行く末が気になって仕方がない緒花。
勝手にクラスから抜けだして福洋に取って返し、再び事務所に突撃。
・・・ノックもせずに事務所に入っていくなど
「礼儀って何?常識って美味しいの?」
というホビロンっぷりは健在です。
しかし組合の応援も頼めなかった福洋は遂に緒花の申し出を受けます。
洋輔の成長。
緒花の独走に民子と菜子も手を貸して、更に食事の時間をずらすことで危機を回避しつつある福洋。
強引さはともかく、彼女の旅館業に対する情熱は洋輔にとっても心地良かった。
彼が結名に求めて得られなかった物を、緒花が持っているから。
バイトに尊大に振舞っていた事も忘れ、自ら風呂掃除に勤しむなど良い傾向が出ています。
戻ってきた結名がそんな洋輔に話しかけてきますが、正直邪魔だろうなあ。
仕事中だし、その上さっき振られた相手に話しかけられて嬉しい事なんて無いでしょう。
でも洋輔には余裕が出来ているのか、わりと普通に応対していますね。
結名の成長。
デザイナーとか、クリエイターとか、アーティストとか。
正直ガキのタワゴトにしか聞こえない。
真面目にそれらを目指すなら、高校生で既に進路決めてアクション起こしてなきゃダメです。
しかも才能がかなりのウェイトを占める職業なので、いくら努力してもムダになる可能性大です。
挙句「昔の約束は忘れてくれ」と洋輔からダメ出しされる結名。
あのモジャ毛(=緒花)みたいな、旅館が好きで一生やっていける人物じゃないと結婚出来ないからと。
振ったことはあっても振られたことは無さそうな結名。
更に自分にプロポーズしていた人物から緒花の方が良いとまで言われて大ショック。
私はやらないだけ、やれば出来るもん!
子供じみた意地を張って初めて旅館の仕事に参入です。
お礼は露天風呂貸し切り。
喜翆荘チームと結名に洋輔からのプレゼントです。
視聴者的にも嬉しいプレゼントです。
激しい動きをしても決して乳首を見せないところにスタッフの執念を感じます。
疲れもしたし汗だくになった。
しかし労働のあとの心地良い疲労感に結名も気づいたみたいです。
洋輔との関係も修復したみたいですね。
但し彼女の次の目標は福屋の跡継ぎとしてぼんぼること。
簡単に洋輔の嫁に来るという話にはなりません。
いっそ合併するという手もありますけどね。
こうして修学旅行は 終わり、緒花たちは去って行きました、というところで次回です。
今回も緒花はムチャクチャだった。
但し周囲には良い方に作用してましたね。
洋輔の意識改革や民子・菜子に留まらないクラスメイトの協力などホビロンの有効活用。
そして結名に労働意欲を植えつけた。
いっぽう本人が成長したのかはよく分からないです。
次回は花咲くいろは 第16話 『あの空、この空』です。
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