ツイン入浴回。
しかも湯音は2回と大サービス。
パリっ子に風呂は贅沢である。
これ日本人だと分かりませんよね。
日本じゃ一家にひとつずつ井戸があるんだぞ。
オスカーの台詞が伏線だったんですね。
共同の井戸で水を大量に使う奴は嫌われる、確かにそうですね。
それでも湯音が行った時代のパリはまだましです。
更に前のパリでは上下水道が整備されておらず、糞尿を道端に投げ捨てていた。
街全体が肥え溜め。
そんな時期に湯音が来たら即日本に帰りそうです。
それより前のパリ、というかヨーロッパでは1年ぐらい風呂に入らないのが当たり前。
月に一回風呂に入っていた英国女王エリザベス一世は「病的な潔癖症」と言われていた。
強い体臭こそ健康の証なんだとか。
それでも臭過ぎるから香水が発達したと言う説もあります。
肉食で育った人間が一年間風呂に入らない場合、どんな異臭を放つのか想像も出来ません。
のっけから臭い話ですみません。
いよいよ湯音とアリスが接触します。
招待を断られ、自らギャルリ・ド・ロアへ赴くアリス。
当然ながらクロードとの相性は最悪です。
アリスもそれは分かっているようで、クロードを無視して湯音を熱心に勧誘。
あまりの熱意に「失礼だから」と招待を受ける湯音ですが、クロードは拗ねて帰ってしまった。
自身の行動がクロードの不興を買うと分からなかったのか。
察しの良い湯音にしては鈍いですね。
あと「熱心に誘われたから」応じるというのは危険です。
人攫いや変態の誘いも断れないじゃないですか。
成金の娘にしてはましな方。
湯音を金で買い取ろうとしたり、風呂や着物で気を引いたりと札束攻勢に終止するアリス。
家庭環境がそうだから、まあこの位は納得です。
でも頑として応じない湯音に折れるあたり、そんなに悪い子では無いみたいです。
酷い成金なら「何故応じない!」と癇癪を起こすでしょうね。
そして一緒に登場した姉のカミーユ。
彼女はアリスよりも落ち着いており、更に金にあかせたやり方を必ずしも良しとは思ってないみたい。
アリスが金や物で気を引こうとするのに表情を曇らせていました。
湯音と仲良くなるのはアリスみたいですが、カミーユにも出番があると良いですね。
不味いコーヒーとスキヤキに負けた。
根負けしたアリスは湯音を送り届けます。
クロードと約束したスキヤキを作ってアリスにも招待のお返し。
アリスは湯音獲得を全く諦めていない。
そして湯音がアリスと仲良しなのが面白く無いクロード、というところで次回です。
発酵食品は食べ慣れてないと辛い。
醤油が腐ってるなら、チーズはどうなんだ。
慣れていない発酵食品というのはどの国のものでもハードルが高い。
ほとんどがクセのある食べ物だからです。
そしてその国の人でも食べられない人が結構居たりします。
日本人でも納豆や梅干しがダメな人居ますよね。
日本に来た外国人が「日本食に挑戦!」と納豆を食べる動画などがあります。
見てるとツッコミたくて仕方ない。
だって納豆そのまま食べてるんです。
タレ使えよ、あとご飯用意しろ。
日本人でも単体で納豆食ってる奴はまず居ない。
そりゃあんな食べ方じゃ美味しくないだろうと言いたくなります。
クロードはカミーユとくっつくのか。
先ほど紹介したアリスの姉で本名カミーユ・ブランシュ。
今回アリスが連呼したことで判明したクロードの苗字クローデル。
クロード・クローデル、通称クロクロ。
そんなジョジョみたいなあだ名は無いんでしょうか。
根拠はしょーもない語呂合わせです。
仮にカミーユがクロードと結婚するとカミーユ・クローデル。
彫刻家で「考える人」の作者ロダンの弟子で多分愛人でもあった実在の女性の名前になります。
因みにこの人の名前が「機動戦士Zガンダム」の主人公カミーユ・ビダンの元ネタです。
何とも意外な組み合わせですが、ちょっと気になりました。
次回は異国迷路のクロワーゼ 第05話 『迷子』です。
愛人ですか・・・その事は覚えておいても損はないかと。
ついにお風呂話でしたね、湯音は小柄で細身なのに不思議と色気を感じる・・・私ロリじゃないはずなのに(ドキドキ)。
クロードとカミーユの絡みありそうですか。
>湯音は小柄で細身なのに不思議と色気を感じる
私はアリスに胸があったのが驚きでした。
白人のほうが東洋人より早熟だからまあアリかなと。