審査員・小畑役:大塚周夫(82歳)。
アニメ「美味しんぼ」で海原雄山を演じたことで有名ですね。
ほかにもアニメ創世記から様々なキャラを演じた大御所です。
今回はこのおっさんのインパクトが全てだった。
明久たち女装男子に食いつく食いつく。
しかし好みが、
ムッツリーニ<明久<雄二
ってかなりのイロモノ好みじゃないのか。
どんな女性(と思ってる)にも食いつき、セクハラも辞さないエロオヤジを演じた大塚パパは役者の鏡だと思います。
息子(西村先生役:大塚明夫)との共演も見たかったが無理でしょうか。
雄二はともかく、明久は可哀想な気がする。
確かに女連れで海水浴に来て、女性をナンパしたのは頂けない。
しかし臨死体験させられる程の罪なんでしょうか。
そのうえこれでも「あの程度で許されるわけ無いでしょ」って・・・バカテス女性陣怖すぎます。
そもそもナンパに走る切っ掛けは、瑞希・美波・翔子にバカにされたのが原因です。
明久や雄二がモテる訳ないからナンパなんてやっても無駄と。
そりゃー男なら対抗心燃やすじゃないですか。
いちおう雄二と翔子は恋人という関係だから、翔子があれこれ言うのは分かります。
しかし瑞希と美波は明久の恋人じゃありません。
恋人じゃないけど、明久が彼女を作ることは許さないとか理不尽すぎる。
しかもこれで終わらないんですから困ったものです。
男を賭けた戦い=女装。
浴衣で縁日に出かけ、すっかり怒りも収まったのかと思ったのもつかの間。
浴衣美人コンテストに女装して強制出場。
という究極の罰が待っていた。
学校からも近い海岸らしく、知人にバレたら人生終わりです。
自然バレないように上手く予選落ちしようという流れになります。
しかし逆にウケてしまう&前述の審査員が変態すぎてダメだった。
雄二が審査員に言い寄られたところで翔子が乱入。
浮気は許さない。
明らかに雄二は嫌がってたけど、翔子にそんなの通じません。
何せ明久とのメール回数が多い=吉井と浮気している!という思考する娘です。
更に言えば翔子たちに無理やり出されたのに怒られるという理不尽ぶり。
明らかに違法っぽい超強力スタンガンを持ち出してコンテストはウヤムヤになってしまう。
恥をさらして疲れきった男性陣は、帰宅する車中で爆睡・・・と思ったら、
瑞希の朝食を食った為に気絶していた、というところで次回です。
何かが足りない。
所々は面白かったのですが、全体的にはスカスカな印象を受けました。
まず何と言っても浴衣で縁日イベントも浴衣美人コンテストも中途半端。
あと海イベントが2話続いたことで、このアニメの売りである試召戦争がまったく見られない事。
そして何と言ってもヒロインの魅力不足です。
ハッキリ言って虐待要員にしかなってない。
浴衣イベントも結局女性キャラよりも女装キャラの方がスポット当たっていて、何のために居るのか分からない。
激戦区の木曜日で視聴者を得るにはちょっと厳しいですね。
来週以降は学園モノに戻して、ヒロインの魅力が伝わってくるような話を期待します。
次回はバカとテストと召喚獣にっ! 第03話 『僕とあの娘とぬいぐるみっ!』です。
次回もサブタイを見る限り短編からのお話でしょうね。
何か短編集になっているような気もします・・。
夏ですから、授業が少ないのは100歩譲ります。
でもヒロインとの絡みが少ないのは残念です。
ようやく絡んだと思ったら浮気(ホントは違いますが)の制裁ばかりなんてあんまりです。
瑞希も美波も普通に女の子アピールして欲しい。
じゃないと第三者(葉月とか)にかっ攫われそうです。
>瑞希も美波も普通に女の子アピールして欲しい。
今さらかもしれませんが、これはアニメの構成ミスでは無いかと。
以前も書きましたがこのお話は原作5巻のあとのエピソード。アニメになっていない所で結構進展があります(と思う)。
例えば、瑞希は原作2巻において、学園祭(OVAでやりました)の打ち上げで間違ってお酒を飲み、その勢いで吉井に迫っています(お礼するから脱いでくださいだの吉井が召喚獣使って抵抗したら自分の召喚獣で燃やしちゃったり無茶苦茶になりました)。
他にも5巻中に行った勉強合宿でちょっといい雰囲気になったりしています。
美波に関しては3,4巻が最たるものでしょうか。
3巻では吉井は美波に告白まがいのことをメールの誤送信(文面は書きません)でやらかしましたし、その後美波の夜這い!?や最後キスシーンがあり、4巻ではキスから騒動が始まりました。5巻でも頑張ってましたよ(その結果がまた笑えます)。
ぶっちゃけ、二人とも吉井が相手でなければ(と言うより吉井の鈍さが無ければ)もう付き合っていてもおかしくない位アピールしています。
だからと言って、制裁して良いとはなりませんが・・その制裁、臨死体験についてはあの連中にとってはあまり重い罰ではない、と言えます(7,5巻目次ページすぐ後参照)。まったく幸せなんだか不幸なんだか?
>幸せなんだか不幸なんだか?
本人:不幸
周囲:どこが不幸だよ、幸福そのものじゃないかコンニャロー!
だと思います。
丁度今原作を1巻から読み直しています。
明久と瑞希・美波は何度もいい雰囲気にはなってるんですよね。
しかし明久は気づかない。
本人が鈍いのもありますが、姉の教育が原因でしょうね。
夏アニメは不作と言われている中で本命視されていたバカテス二期。
しかし今のところの立ち位置は可もなく不可もなくに収まっている感じです。
もっと爆発して欲しい、だからこそ構成は上手くやって欲しいですね。