逃げる奴はベトコンだ!逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ!!
という、映画『フルメタル・ジャケット』のパロディが出てくるとは思わなかった。
今回は仲居頭・輪島巴が中心のお話です。
輪島巴28歳
高校時代の友人はみんな結婚。
実家から身を固めて孫を見せろの催促。
代わり映えのしない仕事の毎日。
緒花たちのはじける若さを目の当たり。
本人も行き詰った感がして悩んでいるみたいです。
因みに「逃げる奴は~」の元ネタ詳細はこちら。「戦場は地獄だぜ」「フゥハハー」で検索できます。
主人公が乗ったヘリの機銃手の台詞なんです。
彼は逃げ惑うベトナム人を片っ端から撃ち殺して行きます。
よく女子供が殺せるな。
簡単さ、動きがのろいからな!
というやり取りも有名ですね。
サバゲーマー(笑)
そんな時に来た常連の問題客がサバイバルゲーマーの男4人組。
街中を野戦服とエアガン持って徘徊。
菜子や緒花をストーキング。
犯罪ギリギリとか言ってますが、思いっきり犯罪です。
そもそもたった4人て子供の鉄砲ごっこレベルじゃないか。
コーナーショットを所持するなど、無駄に装備は良いんですが。
因みにサバイバルゲーマーのマナーとして、
現地以外で迷彩服を着用しない。
トイガンをあからさまに見える&それと分かるような形で持ち歩かない。
これは必須です。
恐らく他のサバイバルゲーマーから嫌われていると思います。
花と散る
彼らを扱いかねて困り果てている緒花と菜子。
仲居を辞めようかと考えていた巴は一計を案じます。
どうせなら後輩の為に露払いをして派手に首になってやろう。
そして仲居にあるまじき行動に出るわけです。
バケツを打ち鳴らして無理やり起床させる→海兵隊みたいだ、イエス・マム!
お前らには見習いのオニギリ一個で十分だ→美少女女子高生の手作り。お代わりください!
風呂に侵入(男湯)した連中に放水攻撃→自分達とこれほど真剣に向き合ってくれて感謝感激!!
悉くウケてしまう。
というかお前らサバイバルゲームしろよ。
サバゲーマーの格好した単なる覗きじゃないか。
巴姉さん
地を出してどんびきされる筈がお客には大好評。
そして緒花たちからも絶大な信頼を勝ち取ってしまった巴。
私この仕事向いてるかもしれない。
立ち直ってまた働く気力が出てきたぞ、というところで次回です。
ターニングポイント
30歳を目前にした女性なら一度は直面する問題でしょうか。
このまま仕事を続けるか、それとも結婚するか。
女性が一生働ける機会は現代でも中々ありません。
そんな中で仕事を選んだ彼女の選択が吉と出るか凶と出るか。
ただ彼女にも打算があるのでそこは改めて欲しい。
金持ち客捕まえて玉の輿。
そんな目で見られたら男だってどんびきです。。
何だかんだ言って縁(緒花の叔父)か次郎丸に収まりそうな気配がありますが、どうなりますか。
能登家の人々
エンディングで、
金沢弁監修:能登家の人々
とありました。
巴役の能登麻美子の家族が協力しているんでしょうか。
彼女は「能登」という苗字の通り石川県出身です。
そして地方出身の声優が方言指導をすることはままあります。
ナウシカ役で知られる高知県出身の島本須美がジブリの知る人ぞ知る名作「海がきこえる」で土佐ことば指導をやっています。
金沢を舞台にした「花咲くいろは」ですが、「海が聞こえる」の様に登場人物の大半が方言という訳ではありません。
劇中で方言を話すのは巴(親と話す時だけ)とその母の二人なんですよね。
それとも今後方言を話す人物がもっと登場するんでしょうか。
次回は花咲くいろは 第08話 『走り出す』です。
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