今回は女子高生にしてヒーロー、ブルーローズことカリーナのお話です。
彼女は元々歌手志望だったのですが、会社の「ヒーローになれば歌手デビューさせる」という条件でやっている。
なんでデビューさせないんだろう。
歌って戦うヒーローにしたらもっと人気出そうなのに。
本人もやる気を出して万々歳じゃないですか。
この会社センスありませんね。
悩める女子高生
こっちは約束守っているのに、会社は約束を守ってくれない。
これでは意欲が下がって当たり前。
でも命がけの仕事で油断は禁物。
犯罪者にふいをつかれてバーナビーに助けられる羽目になった。
そんなブルーローズの態度を嗜める虎徹ですが、
無理やりやらされているうえ、ポイント0男の言うことに耳を貸すブルーローズではありません。
虎徹ポイント0だったのかよ。
「オレにはポイントなんて関係無いぜ!」と言い返しそうですが、裏を返せば活躍していない。
これじゃ下手の横好き、ヒーロー好きのダメなおっさんじゃないか。
報われない仕事
友達にも秘密。
学校と仕事の二束のわらじ。
そして言われるのは文句ばかり。
こんな仕事やってられないと愚痴るカリーナの前にまたも虎徹が登場。
ボロクソいわれてもめげずに来るのは見上げた根性です。
「俺達は別に誰かに評価して欲しくてヒーローやってる訳じゃない」
カッコイイ台詞です、ポイント0じゃなければね。
活躍してない人に言われても説得力がいまいちです。
だって言い訳に聞こえるし。
更に自己満足で十分なのは好きなことをやっている場合です。
虎徹と違ってヒーローが腰掛に過ぎないカリーナには通じないでしょうね。
でもバーナビーも同じ意見だった。
三たび登場
バイト先のバーで演奏するカリーナの前にまたもや虎徹登場。
またお説教かとげんなりするのですが、差し出したのは歌に対するチップ。
意外な対応にカリーナの方から声を掛けてしばし歓談。
「カリーナが歌うのは誰かに認めて欲しいからじゃないだろう」
これは虎徹上手です。
「そもそもヒーローとは~」じゃカリーナは聞きません。
彼女が目指す歌手に置き換えて説明した方が響きます。
しかし彼女が今現在やっているのはヒーローな訳で、まだ釈然としない。
そんなある日、ヒーローの仕事と急なバイトが同時に入ってしまう。
ヒーローを辞めるつもりのカリーナはバイトで歌うことを選択。
事件は工場での火災で火の回りが激しく救出がはかどらない。
まさにブルーローズにうってつけの事件ですね。
対応が上手くいかない事をやじって賭けを始めた客に怒ったブルーローズ。
現場の苦労を知らないでバカにするなんて許せない。
彼女のヒーロー魂に火がつきました。
こうして遅ればせながら登場し、見事活躍したカリーナ。
やる気が出たので見栄にも気合が入っていますね、というところで次回です。
父はいいけど母はちょっと
カリーナの父は元々娘が危険な仕事をしたり、露出度の多いコスチュームを着ることを快く思っていなかった。
それを差し引いても「止めたいなら止めればいい」といえるのは良いことです。
逆だったのが母親。
バーナビーを見習えだのファンはどうするの、とカリーナ本人の気持ちを全く考えていない。
やたら娘をアイドルにしたがる母親みたく、子供の稼ぎを当てにしてそうな感じがします。
次回はTIGER & BUNNY 第05話 『Go for broke!(当たって砕けろ!)』です。
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