ひが日死の巫女ケイトのサイバディが破壊され、遂にザメクがその巨体を表しました。
果たして今回で全部収まるのかちょっと心配な最終回です。
ヘッド退場と思いきや・・・?
ザメクが出現し、スガタがアプリボワゼ。
感極まったケイトはヘッドにお前の時代は終わったと言い放ちます。
実際スガタが来たらそうなるだろうと思っていました。
ところがどっこい、ヘッド退場しなかったんですね。
彼がシンゴから譲り受けたサイバディ「シンパシー」。
その能力は他のサイバディへのアプリボワゼ。
つまり最初からザメクに乗ったスガタをリモコンする腹だった訳です。
この予想外はアリ
最近小物っぽい言動が多かった所為で、退場が規定路線と思ったヘッド。
いい意味で裏切ってくれて良かった。
ザメクをコントロール下に置いたヘッドは綺羅星に本音をぶちまけます。
「何が綺羅星だよ、馬鹿馬鹿しい」
ヘッドは最初から一人で旅立つつもりだった。
ザメクのタイムとラベル能力で過去をやり直し、全てを手に入れるのが目的でした。
未来など要らない、過去を楽しく過ごしたい。
「昔は良かった」おっさんの考えという事でしょうか。
ワコがアプリボワゼ
皆水(みなみ)のサイバディがタクトをシンパシーから守ります。
巫女のサイバディに戦闘能力があるのか。
どうやら攻撃手段は無いみたいですが、かなり防御力が高い様です。
てっきり巫女のサイバディは弱いものだと思ってました。
飯ばっか食ってたのは伊達じゃないという事か。
但しヘッドの目的は皆水の封印を破ることも含まれるので、むしろ危ないんじゃないでしょうか。
そう思ったらやはりザメクに捕らわれてしまった。
シルシ復活
ザメクの力で全てのサイバディが復活、タクトに襲い掛かります。
ところがシルシが復活した綺羅星メンバーがこれを奪い返してタクトを援護。
「Gガンダム」のガンダム連合みたいです。
特に活躍の場が少なかったシモーヌやフィラメントのジョージ(ボクシング先輩)、テツヤ(バイク先輩)が頑張ってくれるのが嬉しいですね。
しかしザメクに王の柱で一蹴、あっという間に全員戦闘不能。
王の力にには叶わないのか、封印は解かれてしまうのか。
俺には見えている!!
タクトは無理やり王の柱を渡りきり、シンパシーを撃破。
父に今一度パンチを食らわします。
超展開もいいところですが、タクトではこれがネタになっているので納得ですね。
スガタの真意
彼はザメクを完全に封印させるのが目的だった。
自分の命を犠牲にして。
タクトを鍛えていたのも、自身亡き後にワコを託す為だった。
しかしそんな結末に納得しないタクトはワコと示し合わせて最後の封印を解除。
その上でザメクを撃破しようとします。
ここでスガタを見送ってしまうと今まで誰も殺さなかったのが無駄になってしまいます。
この一貫性は心地よいですね。
ワコさん何言ってるか分かんないッス
分からないだろうなぁ、二人の男性を同時に好きになってしまった苦しみ。
うん、分からない。
生まれたときからずっと一緒のうえ、婚約者でもあったスガタ。
なのに好きになったのはタクトと同時って酷くないですか!?
三角関係モノで許されるのは、ほぼ同時期に二人の異姓と知り合った場合です。
分からないし、分かりたく無いというのが正直な所です。
そんなヒロインは置いといて
最後はスガタを必死に助け出すタクトで締め。
たとえ敵でも殺さない。
相手が望んだ死でも見殺しにしない。
不殺を貫いたタクトは最後までぶれない主人公でした。
よく回収しきったなあ
というのが正直な印象。
確かに駆け足だったけど、大体のメンバーの見せ場を作りつつエンディングまでちゃんと作りきりました。
無論心残りはあります。
エピローグが全く無いこと。
参加メンバーはもとよりフェードアウトした連中のその後とか見たかったです。
サカナちゃん、ヨウ姉妹、コウとマドカ・・・。
あと部長と副部長。
そしてタクトやスガタの恋の行方も結局定まらなかったですね。
BD/DVD特典でそこらへんの話を1話分足してくれるとありがたいです。
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