へうげもの 第02話 『茶室のファンタジー』

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今回一番インパクトあったシーン

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まさに悪魔
いくら何でもやりすぎだろう。
・・・と思うかもしれませんが、この兜は実在します。 

イングランド王ヘンリー8世が被っていた物です。
ヘンリー8世といえば離婚問題でローマ法王と揉めて、英国国教会を作った人物として知られています。
また妻が6人も居た事でも有名です。
因みにキリスト教では重婚や側室制度はご法度なので、結婚と離婚を繰り返しています。
マスクと角はまだしもメガネは何の為に付けたんだか分かりません。
何か「西洋人から見た典型的な日本人(メガネ・出っ歯)」 に似ている気がします。

恐怖の問答
鉄甲船をバカした挙句、発言を撤回した商人を切り捨てた信長。
その矛先が佐介に向けられました。
足の間に太刀を差し込まれ、答えをしくじれば即真っ二つの体制。
「平蜘蛛(茶釜)なぞこの鉄甲船には及びも付くまい」
「物の良し悪しと尺の大小は関わりなきと存じます」

正直な気持ちを言い切って何とか凌ぎました。
この緊張感がいかにも信長という感じで溜まりません。

更に大ピンチ
死の問いを上手くかわした佐介に更なる難事が襲い掛かります。
重臣の荒木村重が謀反。

佐介の妻おせんの兄中川清秀は村重から支城を任されるほどの重臣。
つまり義理の兄が敵になってしまった。
縁故重視の武士社会では、一歩間違えれば破滅しかねない不祥事です。

これに対し佐介は白装束&妻を伴って中川清秀への交渉に臨みます。
忠誠を示す為にもここは何としても清秀を調略しないと後が無い。

信長に恭順しなければ敵将の妹たる妻を斬る。
おせんを斬れば佐介は清秀に殺されるでしょうからまさに死を賭した説得。
無事清秀は降ったものの、常に崖っぷちの佐介です。
おせんの献身に感謝した佐介は数寄を封印、全身武士だと固く決意します。
互いを思いやる気持ちが良く出たシーンですね。

決意は?
荒木の城を入った佐介は手柄を求め必死に捜索。
遂に刀も刺さず、美術品てんこ盛りで逃亡する荒木を発見。
荒木村重が凄く格好悪い。
なんか盗人にしか見えませんね。
しかし荷物から出てきた茶碗「荒木高麗」に眼を奪われてしまう佐介。
全身武士はどうした。
どうやら舌の根も乾かぬうちに忘れてしまった様です。
同じ数寄者の匂いを嗅ぎ取った村重は茶碗と引き換えに逃走。
村重を斬れば手柄も名物も全部モノに出来たのに。
佐介は度し難いほどの数寄者ですね。

千宗易との対面
荒木攻めを終え、初めて宗易の招待を受ける佐介。
雪駄に小窓のような入り口、わずか三畳の茶室に広がる小宇宙に衝撃を受ける佐介。
しかし次の瞬間固まってしまいます。
宗易が出した茶碗は「荒木高麗」。
佐介が村重を逃がす代わりに受け取ったのと同じもの、というところで次回です。 

俗物万歳
妻の為、武士道に専念する。
その決意があっという間に崩れ去る佐介の俗物っぷりが堪りません。
そして荒木村重。
自分が謀反した所為で親族が何百人も信長に処刑されている訳です。
命が危ないのに佐介の刀に眼を奪われる。
武士でありながら刀より茶道具を担いで逃げる。
松永弾正(久秀)より業は上や!(Go Awayにも聞こえる)
その自己中ぶりはいっそ清清しさすら感じました。

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おせんが可愛い
主要な女性キャラクターでは初登場となる佐介の妻おせん。
麻呂眉であり別段「萌え」を狙ったキャラクターではありません。
しかしその立ち居振る舞いが異常に可愛い。
普段は控えめで物腰の柔らかい女性ですが、兄を説得する為に命を差し出すなど強い意志の持ち主。
まさに大和撫子、佐介には勿体無い良妻だと思います。 

次回はへうげもの 第03話 『天界への階段』です。 

公式サイトウィキペディア

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